久しぶりに劇場版で上映されるガンダム「閃光のハサウェイ」のメインモビルスーツである「クスィー・ガンダム」が話題になっているこの時期に同じ名前のワインを飲むというワクワク感。

天気の良い休日のお昼に外で飲みたくなるようなハンガリーの微発泡ワイン。

ワインデータ

ワイン名:KSZÍ
生産地:Hungary
生産者:Vylyan(ヴィリアン)
品種:Pinot Noir (ピノ・ノワール)
スタイル:Sparkling Wine(Rose)

ワイナリー

この地域の一般的なモデルとは対照的に、キシャルサーニー(バラニャ郡の村)のフェケテ・ヘギー(ブラック・マウンテン)のブドウ畑の中心にエステートの中心を建設しました。
これは、私たちとワイン生産地、そして自分たちのブドウ畑との密接な関係を表しています。

当初からヴィラーニー地方の特徴を生かした最高のワインを造ることを目指していました。
歴史的な知識や経験を応用し、現代のワイン造りの課題に合わせてその使い方を調整してきました。
この哲学は、ブドウ畑での環境に優しい耕法の使用にも反映されています。
1992年から2004年の間に設立された120haの大規模農園は、南または南東向きで、7,000本/haのブドウの木が植えられています。
収穫量は中程度で、平均40hL/haです。

固定された “レシピ “を持たずに、ブドウとその年の特徴を念頭に置いて、収穫からワイン作りを行っています。
ブドウを子供のように育て、彼らが自分を発揮できるようにしています。
収穫時に入荷したブドウは、複数の選別工程を経ます。
熟成は、フレンチオークとハンガリアンオークで作られた225L樽と、15個の美しい保存樽で行われます。
種類やヴィンテージにもよりますが、赤ワインは12〜18ヶ月間樽の中で過ごし、最低でも3〜4ヶ月間ボトルで熟成させた後にセラーを出ます。

このワインは

この真珠のような価値あるワインの名前は、ギリシャ語のアルファベット14文字目「クスィー」に由来しています。
爽やかなクスィーのボトルを開けると、真珠のような泡が表面に出てくるときに聞こえる音です。

このワインは、ヴィリアンのフルボディの赤ワインの中でも、「バレリーナ」と呼ばれるデリケートな色合いで、遊び心があり、優美で、生き生きとしていて、集中力があり、エレガントです。

2018年は史上最も早いヴィンテージです。
マイナスの気温が続く、本当に寒くて長い冬を過ごしました。
5月下旬に開花し、十分な雨量のある暖かい夏を迎えました。
8月初旬にピノ・ノワール・ロゼの早期収穫を開始しました。
美しい色をした、成熟した健康で豊かなブドウが収穫できました。

ピノ・ノワールのファイン・マスト(圧搾せずに搾ったジュース)から作られます。
自ら流れ出るファイン・マストは、よりクリアで良質なものであり、それは「ブドウの魂」でもあるのです。
発酵は、冷却したステンレスタンク(15度)で行いました。
その結果、軽くて明るいロゼのベースワインができあがりました。
瓶詰めの際には、軽くて穏やかな泡立ちを得るために、数段階に分けて炭酸ガス(2.5g/L)を添加しました。
この真珠の様なワインはスパークリング・ワインに似ていますが、炭酸ガスの含有量が少ないのが特徴です。

テイスティング

美しいロゼ色が特徴。
ほとんど透明に近い、わずかにピンクがかった色合いが目を引きます。
この淡い色調が、繊細でエレガントな印象を与えます。
香りは赤い果実、特に熟れ始めたチェリーやカシスのニュアンスが感じられます。
さらに、野イチゴやマシュマロを思わせる甘い香りも微かに漂います。
この香りの層は、非常に魅力的で、ワインの繊細さと軽やかさを予感させます。
また、泡の存在が香りに立体感を与え、全体のアロマを引き締めています。
味わいについては、まずドライな印象が強く感じられます。
赤い果実の味わいが主張し、特にストロベリーや他の赤いベリー類のフレーバーが豊かに広がります。
酸味は控えめで、軽やかな飲み心地が特徴です。
味わいの後半には、わずかな果実の甘味が現れ、全体として非常にバランスが取れています。
細かく繊細な泡が口の中で踊り、爽やかさを一層引き立てます。
余韻は短めですが、それが逆にこのワインの軽やかさを強調し、さっぱりとした飲み口を楽しむことができます。

飲んだ日:2021-05-15
飲んだ場所:忍者屋敷
買った日:2021-05-15
買った場所:スマイルダイニングswitch
価格:2,030円
インポーター:株式会社ヤマグチ

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