ピュリニー・モンラッシェが名前という地元愛を感じるワイナリー。
シャトー・東御とかシャトー・勝沼みたいな感覚でしょうか。
ワインデータ
ワイン名:Meursault 1er Cru Les Poruzots
生産地:France > Bourgogne > Côte de Beaune > Meursault
生産者:Ch. de Puligny Montrachet (シャトー・ド・ピュリニー・モンラッシェ)
品種:Chardonnay (シャルドネ)
スタイル:White Wine
ワイナリー
このドメーヌは、「幻の詩人」と呼ばれたローラン・テブナン氏が所有していましたが、銀行に売却され、その5年後1989年に最初の銀行がフランス不動産銀行に買収されたことから歴史が始まります。
フランス不動産銀行は、20haのドメーヌを管理するために、より「ビジネス指向」のアプローチを行うきっかけとなりました。
ブドウ畑の再編が行われ、シャトーは新しくなり、別棟は銀行の研修コース用に改装されましたが、結局テイスティング・ルームにはなりませんでした。
そしてついに、”宇宙時代 “のワイナリーが誕生したのです。
1990年頃は科学とプロセス技術の時代でした。
そのため、地上にキュヴェリーが建設され、大きなポンプを使って、ブドウ(今ではブドウ・スープになっています)を温度管理されたステンレス・タンクに押し込み、最終的には完全に空調された樽貯蔵庫に入れました。
もちろん、ワインづくりは芸術であると同時にビジネスでもあります。
ビジネス上の要求である、高い収穫量と病気にならないこと、そして前面に出てくる樽の効いたワインは、市場の関心をほとんど集めませんでした。
エティエンヌ・ド・モンティーユが人生の変化を求め、おそらくワイン作りの現場に戻ることを考えていた頃、銀行はドメーヌの新たなスタートを模索していました。
2つの重要な理由から、エティエンヌはピュリニーを引き継ぐのに最適な人物でした。
1つ目は銀行について知っていたこと、2つ目はブドウについて知っていたことです。
このワインは
土壌は粘土と石灰岩。
下層土は、ひび割れた岩盤の上に敷かれた約30cmの茶色の水平シルト層で構成されています。
シルトは岩盤に浸透し、水分を蓄えるとともに、根系を深く発達させます。
テイスティング
オイリーで塩気のある「ザ・ムルソー」。
ねっとり感があって美味しい。
塩気があるのでなんとなく魚介系に合いそうな。
飲んだ日:2020-03-07
飲んだ場所:ピアット デル ベオーネ
価格:6,500円
インポーター:ラックコーポレーション