ラングドックの作り手が北アフリカで作ったと思われるピノ・ノワール。

浅学故にチュニジアと言われてぱっと場所が思い浮かびませんでした。
ブラインドではボルドー品種の様に感じてしまうかもしれない土臭さ。
1,000円というお値段鑑みると悪くないと思います。

 

ワインデータ

ワイン名:Reine Didon Pinot Noir
生産地:Tunisia
生産者:Pierre Degroote (ピエール・デグルート)
品種:Pinot Noir (ピノ・ノワール)
スタイル:Red Wine

ワイナリー

ニヴェル・ピエール・デグルートがタルテアルジョテの街を離れ、農学とワイン醸造技術を研究するためにモンペリエに来たのは1970年代の初めでした。
この才能のある男は先進の気性を持っており、彼がワイン醸造技術管理士であるのと同じくらい実業家であることを示しています。
非常に早い段階で、彼はラングドックとそのテロワールの複雑性の可能性に気づきました。
それらはよく低価格帯のワインの生産に捧げられていました。
「当時、この地域は投資する手段がほとんどなかったため、困難を抱えていました。これからはラングドックがまだ悪評を持っていても、ワインは高品質で贅沢な製品と認識されています」と彼は話します。

1989年、彼はこの地域のワイン生産者であるベルナール・モンタリオールと協力して、レ・ドメーヌ・ヴィルジニーを設立しました。
10年後2人はこの会社をブドウ園を維持しながら、ワイン部門で世界最大の会社の1つであるカステル・グループに売却しました。
その過程で、2人はドメーヌ・モンタリオール・デグルートを作成しました。
今日、ラングドックには傘下の、ドメーヌ・デュ・ボスケ、ドメーヌ・ヴェルジュニー・ラグランジ、ドメーヌ・ラランド、ドメーヌ・ガレティス、ドメーヌ・リヴォワール、ドメーヌ・リボー、ドメーヌ・デ・フォンテーヌの7つがあります。
彼らは投資を無駄にすることを選択せず​​、ワインのイメージを磨くために高度な基盤と技術に投資しています。
この小さな革命は、特に温度調節されたステンレス鋼タンクに反映されています。
「この最先端の基盤は、私たちが技術的なワインを製造していることを意味するものではありません」と、ピエール・デグルートと15年間協力してきたオーストラリアのワインメーカーであるリチャード・オズボーンは話します。

当初から、ピエール・デグルートは、もちろんベルギーだけでなく、イギリス、その他のヨーロッパ、そして米国、ロシア、アジア、フランスへの輸出に焦点を合わせていました。

さまざまな土地で、現代のニーズに合ったワインを生産しています。
ラングドックのブドウ品種だけでなく、ボルドーやローヌ渓谷から植樹したブドウ品種も含め、その範囲は広大です。

このワインは

チュニジアにおけるワインの産地は、その多くが地中海の海岸線に沿って広がっています。
主な産地としては、首都であるチュニス、モルナグ、ボン岬、カルタゴ、テブルバといったところが有名です。
地中海の豊かな太陽の恵みをたっぷり浴びた、果実味豊富なコクのある葡萄が丹精込めて育てられています。
レヌ・ディドンは、チュニス地方のモルナグ地域で造られている、AOCモルナグのグラン・クリュワインです。

テイスティング

アフリカというと南アフリカワインしか飲んだ事のない経験知不足な私ですが、遂にこんなマニアックな国のワインにも手を出してみました。
香りは土臭いピノ。
エキゾチックなスパイス感があります。
フランスとかとはちょっと違う感じが面白いですね。
お値段安いので、話題作りに買っていくのもいいかも。

飲んだ日:2014-05-23
飲んだ場所:ふる川
買った日:2014
買った場所:ワッシーズ
価格:1,000円
インポーター:重松貿易株式会社

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