最近亡くなった友人の好きだったワインの一つ。
ややスモーキーでエレガントな典型的ボルドータイプのフルボディ。
アメリカのジャクソン・ファミリー・ワインとフランス南西部のワインメーカーであるセイランがタッグを組んで作っている。
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ワインデータ
ワイン名:Ch. Lassègue
生産地:France > Bordeaux > Saint Émilion
生産者:Ch. Lassègue (シャトー・ラセーグ)
品種:Merlot (メルロ), Cabernet Franc (カベルネ・フラン), Cabernet Sauvignon (カベルネ・ソーヴィニヨン)
スタイル:Red Wine
ワイナリー
1738年に最初に建てられたこの地所は、2003年にジャクソンとセイランの家族によって購入されました。
ブドウ園は南西向きで、夜明けから夕暮れまで日光を浴び、涼しい北風に守られています。
サンテミリオンの「コート」(丘)または高台の斜面にあります。
ブドウの平均樹齢は40〜60年です。
コートは、並外れた丘の中腹の排水の恩恵を受けており、独特の土壌が深い根系の成長と栄養素へのアクセスを促進します。
すべてのサンテミリオンのブドウ園のわずか3%、つまり400エーカーが「コート」にあります。
コートの他のプロデューサーには、パヴィ、オーゾンヌ、トロロン・モンドが含まれます。
このワインは
パーカーポイント89点。
メルロ60%、カベルネ・フラン25%、カベルネ・ソーヴィニヨン15%。
(メルロ55%、カベルネ・フラン37%で書いている日本のショップも見かけるが、良く調べずに2006年の構成をうっかりコピペしただけと思われる。)
テイスティング
深みのあるダークルビーの色合いが、このワインの存在感を際立たせます。
香りにはブラックカラントの豊かなアロマが広がり、スモーキーなニュアンスがほのかに漂います。
さらに、なめし革やバニラの香りが後から立ち上がり、複雑さを加えます。
この香りは、ボルドーの伝統的な特性を象徴しており、深い味わいを予感させます。
タンニンはしっかりとしていますが、そのエレガントさが際立ちます。
口に含むと、豊かな味わいが広がり、ブラックベリーやプラムの甘みが感じられます。
バニラやアーシーなニュアンスが味わいに深みを与え、複雑さを増します。
このワインは、香りから導き出されたように、深い味わいと洗練された風味が調和した典型的なボルドーのスタイルを体現しています。
全体的に、このワインは複雑さとエレガンスが見事に調和した作品です。
その上品ながら質実剛健で奥深い味わいは素晴らしい体験をもたらします。
飲んだ日:2020-11-14
飲んだ場所:Switch
価格:5,000円
インポーター:ピーロートジャパン