ミュラー・トルガウとジーガレーベ の交配品種であるオルテガを使用したトロッケンベーレンアウスレーゼ(TBA)。
黒い三連星としてのガイアやマッシュはブドウ品種としては存在しないようです。
TBAなので当然の様に激甘で美味しい。
ワインデータ
ワイン名:Frisenheimer Bergpfad Trockenbeerenauslese
生産地:Germany > Pfalz
生産者:Ferdinand Pieroth GmbH (フェルディナンド・ピーロート)
品種:Ortega (オルテガ)
スタイル:White Wine
ワイナリー
ピーロート家は、その公認のルーツをハインリッヒ・ピーロートに遡り、彼は1675年にストロンベルク村で選挙をしたと記録に残っています。
1704年ハインリッヒ・ヤコブ・ピーロートは、シェーンブルクで葡萄栽培者として記され、1731年ピーロート・スタン・ハウスとなった敷地をブルク・ライエンで獲得ました。
1905年フェルディナンド・ピーロートは、彼のビジネスの主要な源が、ワイン生産になったことを発表しました。
1926年フィリップは、ワインを業界にバルクで販売すること(その頃は慣習的に行われていました。)を止めたのです。
それにかわり、初めて「エステイト・ボトル」のワインを生産し、そのワインをデュイスブルクの顧客へ販売しました。
1928年には、その他農業関係のビジネスを打ち切りました。
1930年、彼のピーロート・ロゴが創作されました。
1953年、若い世代のエルマ&クノ・ピーロートは、ポテンシャルを持つ新規の顧客に「ピーロート・ホーム・ワイン・テイスティング」を提供し始めました。
その頃、このテイスティング方式は、保守的なワイン業界において革命だったのです。
初めて顧客の自宅でまず試飲をし、好みのワインを選択して頂くことを可能にしました。
ワインを選ぶ為に、わざわざ遠くの様々なワイナリーに出かけ、よく知らないワインを買うということがなくなったわけです。
既に1959年には、会社はその国境を越え、徐々に主なヨーロッパ諸国へ支社を設立していきました。
1969年、最初の海外支社が日本に設立され、1975年ピーロート社300周年記念の際、愛するナーエ・ワインを、他のより知られたライン&モーゼルワインと区別するために、現在では有名になった「ピーロート・ブルー・ボトル」を創作しました。
ピーロート社は現在、オーストラリア、オーストリア、フランス、イギリス、イタリア、日本、スイス、アメリカ合衆国に進出しています。
このワインは
フリーゼンハイマー・ベルグプファッドは
ブドウ畑面積:61ha
標高:140-180 m
露出:北西向き
テイスティング
粘度が高い。
蜂蜜、アプリコットの濃厚で肉厚な香り。
元々酸が少ない品種のオルテガなので、当然酸は少なく甘味重視。
飲んだ日:2019
飲んだ場所:Switch
価格:5,500円
インポーター:ピーロートジャパン