ニュージーランドでワイン作りをしているグリーン・ソングスの小山浩平氏が2019年からワインメーカーとして加わっており、エレガント系になったアーラーですが、これはそれ以前のもの。

富乃宝山で有名な西酒販株式会社が現在はオーナーとなっている。

 

ワインデータ

ワイン名:Pinot Noir
生産地:New Zealand > North Island > Wairarapa > Gladstone
生産者:Urlar (アーラー)
品種:Pinot Noir (ピノ・ノワール)
スタイル:Red Wine

ワイナリー

経済的・環境的な持続可能性の追求が、アーラーの原動力となっています。
これらの取り組みにより、土壌に生命力を与え、バランスの取れた持続可能な形でブドウ園を管理しています。
この取り組みには、有機コンポスト堆肥や液肥の利用や、植物の生物多様性の向上への取り組みが含まれています。

バイオダイナミック農法を活用し、太陽、月、天体などの動きの影響を考慮した作業を行います。
この取り組みは高い評価を受けています。

私たちは、土壌に悪い影響を与えることなく、美しくクリーンな香りと味わいを持つ、「うまい」ワインと胸を張れるワイン造りをおこなっています。

栽培醸造責任者 小山 浩平
東京大学卒業後、東京、ロンドンなどの金融機関で11年間働き、赴任先のロンドンでワインに目覚める。
理想のワイン造りを求めて、家族でニュージーランドに移住。
南半球で最も古い農業学校であり、そして世界的な研究機関としても名高い「リンカーン大学」で学び、ブドウ栽培・ワイン醸造学科を首席で卒業。

デュモル(米国カリフォルニア・ロシアンリヴァー)やベル・ヒル、マッディ・ウォーター/グレイストーン (ニュージーランド・ワイパラ)などで栽培醸造経験を積んだ後、ネルソン近郊のパーマカルチャーエコビレッジ内でブドウ栽培・ワイン造りを開始。
栽培から醸造までの全てを自身で管理する栽培醸造家として注目されてきた。

アーラーでは栽培醸造総責任者としてチームを率い、アーラーの大地から生み出される最高のワインとストーリーをお客様にお届けする

アーラーワインは自然環境が持つ魅力を余すことなく香りと味わいに反映したものです。
調和の取れた生き生きとした香りのソーヴィニヨン・ブラン、リースリング、 ピノ・グリ、そして力強く大地感に溢れるピノ・ノワールとさまざまなワインを揃えています。

31haの自社単一畑は、古くから水はけの良い自由排水の土壌に面していて、7年ごとに樹間の輪作を行うことで、 生物多様性に満ちた健康な土壌を維持しています。
樹間には毎年様々な植物や野の花を植えています。
ソバ、ルピナス、イラクサ、 タンポポ、ノコギリソウなどの花は益虫を呼び寄せ、健康なブドウ樹の維持に寄与します。

このワインは

落ち着いたフレンチオーク樽の香りとともにチェリー系の赤い果実、乾燥したハーブ系や枯葉のような大地系の香りがファーストアタック。
ひと口含むと、まずニュージーランドの豊かな大地を伝える旨味がひろがります。
その後、きめの細やかなタンニンがテイスティングの中盤から終盤を楽しませてくれます。
エレガントでありながら骨格のしっかりとしたピノ・ノワールで、熟成ポテンシャルが高い赤ワインです。

テイスティング

薄いルビー色。
ベリー、ハーブの香り。
果実味はやや薄め。
ブルゴーニュのピノっぽく寄せてはいる。

飲んだ日:2018-06
価格:3,800円(海外で20ドル程度)
インポーター:西酒販株式会社

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