飲んだワイン E. ギガル/リュー・ディ サン・ジョゼフ ブラン2021 7点
久しぶりに飲んだギガル大先生。
角がなく飲みやすいワイン。

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ワインデータ
ワイン名:Lieu Dit Saint Joseph Blanc
生産地:France > Côtes du Rhône > Septentrional > Saint Joseph
生産者:E.Guigal (E・ギガル)
品種:Marsanne (マルサンヌ), Roussanne (ルーサンヌ)
スタイル:White Wine

ワイナリー
ギガル社の創業は戦後間もない1946年のこと。その後、わずか半世紀にして北部ローヌ有数の生産者へと大きく成長した。
「ギガルの三つ子の兄弟」と俗に言われる単一畑のコート・ロティ、「ラ・ムーリーヌ」「ラ・ランドンヌ」「ラ・テュルク」やコンドリューの「ラ・ドリアーヌ」はギガルの名声を確固たらしめ、とりわけこのふたつのアペラシオンにおいては他に並ぶもののない、圧倒的な地位を築いている。
創業者のエティエンヌ・ギガルが14歳から奉公していたヴィダル・フルーリィ社を、2代目のマルセルが80年代に傘下に収めた後、1995年にはコート・ロティの歴史的なドメーヌである「シャトー・ダンピュイ」を入手。2001年にジャン・ルイ・グリッパとドメーヌ・ド・ヴァルーイの両ドメーヌを吸収し、サン・ジョゼフの「ヴィーニュ・ド・ロスピス」や「リュー・ディ・サン・ジョゼフ」、エルミタージュの「エクス・ヴォト」など新しいアイテムを生み出した。
さらに2006年にはドメーヌ・ド・ボンスリーヌに資本参加。こちらは独立したブランドとして醸造、販売されている。
今日、メゾンにおいてワイン造りの全権を担うのは、3代目のフィリップ。先の三つ子のコート・ロティはじつに40ヶ月もの長期にわたって新樽に寝かされるため、オーク樽の善し悪しはきわめて重要となる。その品質を確実なものとするため、2003年以来、ギガルはシャトー・ダンピュイに樽工房を設え、年間に必要となるおよそ800のオーク樽を自製しているのだ。
品質に妥協を知らないギガル。ローヌの盟主として、これからも新たな挑戦は続く。
このワインは
およそ18度に温度調節のうえアルコール発酵。
半分を新樽、半分を1年使用樽で熟成。
黄金色に輝く麦わら色。
フローラルなアロマとオークのフレーバーが渾然一体となり複雑な香りです。
ヘーゼルナッツやトロピカルフルーツのニュアンスも。
リッチでまろやかな味わいです。
マルサンヌ95%、ルーサンヌ5%
テイスティング
外観は 中程度の濃さを持つゴールドカラーで、粘性がやや高く、熟度と厚みを感じさせる印象。
香りは 白い花や香水のような華やかなアロマに加え、熟した洋梨や蜜入りりんご、黄桃、パイナップルなどのふくよかな果実、蜂蜜、白胡椒、蜜蝋、シェリーのニュアンス、ナッツ、杉が重なり、奥行きと熟成感を思わせる複雑な印象。
口中では、滑らかでオイリーな質感が特徴的で、果実の厚みを伴う ミディアム〜フルボディ。
酸は低めで柔らかく、味わいの幅が感じられる。
温度上昇とともに マンゴーや蜂蜜のリッチさが開き、ほのかなウッディな苦みと鉱物的なミネラルが余韻に残る。
フィニッシュはやや長めで、力強さとしなやかさの両方を持つ、表情豊かな白ワイン。