飲んだワイン シャトー・ヴァルテリー/リースリング・デ・ライン2023 7点

最終更新日

友人の爆食い忍者がブラインドテイスティングで外していたワイン。

わずかに感じるペトロール香(セメダイン系)と顎がギュっとなる酸が拾えたら当てられるそうな。
国はまあ無理だと思いますが。

 

ワインデータ

ワイン名:Riesling de Rhein
生産地:Moldova
生産者:Ch. Vartely (シャトー・ヴァルテリー)
品種:Riesling (リースリング)
スタイル:White Wine

ワイナリー

シャトー・ヴァルテリの起源
百科事典的な記録によると、モルドバで最も古い町の一つであるオルヘイの地名は、ハンガリー語の「Var-hely(城のある場所)」に由来しています。
この言葉は西カルパチアからやって来たワラキア人によってモルドバにもたらされたとされています。

「私たちは信じています―素晴らしい味わいのワインを」
「シャトー・ヴァルテリ」は、オルヘイの町の近郊に位置するワイン生産会社です。
私たちは、モルドバに受け継がれてきた豊かなブドウ栽培とワイン造りの伝統を継承し、「神々に愛された飲み物」であるワインを作り続けています。
当社は国際規格である ISO 22000:2005 および HACCP(危害分析重要管理点方式) の認証を取得しています。

会社概要
「シャトー・ヴァルテリ」は、最新の設備を備えた現代的な企業であり、最高品質のヨーロッパ品種のブドウからワインを生産しています。
畑から瓶詰めまでの全工程を監督し、世界最高水準のノウハウを駆使して製造を行っています。
シャトー・ヴァルテリのブドウ畑は 250ヘクタール に及び、そのうち 150ヘクタールは中央地区(ジョラ・デ・スス)、残りの 100ヘクタールは南部地域(ブジャク) に位置しています。
ワイナリーはドイツやイタリアの先進メーカーによる最新の加工、貯蔵、瓶詰め設備を導入しており、収穫期には処理・保管能力として 50万デカリットル を誇ります。
現在、シャトー・ヴァルテリのワインは世界各国に輸出されており、主要な輸出先には ドイツ、ベルギー、ノルウェー、デンマーク、ポーランド、チェコ、スロバキア、ルーマニア、リトアニア、日本、中国、アメリカ などが含まれています。

企業理念
「いつも最高のワインを。モルドバから愛を込めて、あなたと大切な人へ。」

私たちのワイン
「私たちは信じています――素晴らしい味わいのワインを。」

企業理念は変わらずこうです。
「いつも最高のワインを。モルドバから愛を込めて、あなたと大切な人へ。」

このワインは

畑の土壌は主にチェルノーゼム(肥沃な黒土)です。
収穫は畑で選別しながら手摘みで行います。
葡萄は除梗します。
アルコール発酵前に短時間(2~5時間)スキンコンタクトを行います。
圧搾した後、14度~18度に管理しながらステンレスタンクで発酵させます。
熟成もステンレスタンクで行います。

インポーターHPより。

テイスティング

瑞々しく輝く麦わら色にほんのりと緑が差し込み、清涼感を湛えています。
太陽の光を受けた初夏の草原を思わせるその色調は、透明感と同時に若々しいエネルギーを感じさせ、これから広がる香りと味わいへの期待を高めてくれます。
香りに耳を傾けると、繊細でありながら複雑な表情が次々に現れます。
まず感じられるのは、ハニーサックルや野の花の柔らかな香り。その奥から、青リンゴやグレープフルーツといったフレッシュな果実のニュアンスが立ち上がり、さらに熟したアプリコットやピーチを思わせるふくよかな甘やかさが上品に調和します。
花と果実が折り重なることで、華やかでありながらも落ち着きを備えた香りが全体を包み込み、まるで風に揺れる花畑に立っているかのような心地よさを与えてくれます。
その背景にはほのかにクリーミーさやミネラルの気配が漂い、ワインに一層の奥行きを添えています。
口に含むと、そのバランスの良さに驚かされます。
生き生きとした酸味が第一印象を引き締め、次にグリーンアップルや柑橘の爽やかな果実味が広がり、そこにピーチのようなやわらかな甘みが寄り添います。
酸味は鮮烈でありながら角がなく、果実の甘さやミネラル感と見事に調和し、軽やかでありながら深みのある味わいを描き出しています。
余韻には心地よいフレッシュさが残り、中程度の長さながら清らかな印象が最後まで続きます。

飲んだ日:2025-08-16
飲んだ場所:switch
価格:1,400円
インポーター:稲葉

wineninja

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