飲んだワイン ドメーヌ・シルヴァン・カティアール/ブルゴーニュ ルージュ2019 7点

ワイン会で出てきたので飲んだのですが、値段を検索してびっくりしました。
ブルゴーニュ・ルージュで4万円近いだと…
正直作り手への推し活以外で味わい的にそこまでの価値は無いので、買いたい人が買うという所でしょうか。
異論がある方は意見交換の為に私に沢山飲ませてください。
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ワインデータ
ワイン名:Bourgogne Rouge
生産地:France > Bourgogne
生産者:Dom. Sylvain Cathiard & Fils (ドメーヌ・シルヴァン・カティアール・エ・フィス)
品種:Pinot Noir (ピノ・ノワール)
スタイル:Red Wine
ワイナリー
1930年、シルヴァン・カティアールの祖父はコンゴ民主共和国とラマルシュを離れ、ブルゴーニュ地方にいくつかのブドウ畑を購入し、当初はカティアール・モレニエと呼ばれていた自分のワイナリーを設立した。
このワイナリーは、シルヴァンの父であるアンドレが徐々にブドウ畑を取り戻し、自分のワインを造り始めるまで、自社のブドウをワイン商に販売していた。
シルヴァンと父アンドレは、徐々に自分たちの畑を取り戻し、自分たちのワインを造り始めた。
15年間、父と一緒にワインを造り続けた後、畑の一部をリースするようになった。
1995年にアンドレが引退すると、畑全体の所有権をシルヴァンに譲り、それを機にキャシアール・モレニエは正式にシルヴァン・カティアールと改名し、2005年から一緒に働いていたシルヴァンの息子、セバスチャンが2011年に後を継いだ。
それ以来、セバスチャンはこのワイナリーを新たな品質レベルに引き上げ、多くのブルゴーニュ愛好家に認められ、求められている。
ワイナリーは、ヴォーヌ・ロマネに数多くの素晴らしい畑を所有しているが、その中でも宝石のようなロマネ・サン・ヴィヴァンは、有名なロマネ・コンティの真下、レ・キャトル・ジュルノーに位置する約0.17haの畑である。
ヴォーヌ・ロマネのオー・マルコンソール、レ・スショ、レ・レイニョ、アン・オルヴォーといった印象的な1級畑を所有し、いずれも異なるスタイルを持つ。
ブルゴーニュ赤ワインの2018~2020年ヴィンテージはいずれも素晴らしい品質で、2018年よりも暑く乾燥した気候で、2020年の収量は2018年よりも多い。
2020年は、2018年の極端な気候よりも暑く乾燥した気候で、収量も予想以上に多かった。
気候的な条件から、ブドウは果皮が厚い状態で収穫され、セバスチャンはブドウを優しく長時間プレスし、その結果、熟度とフレッシュさに優れ、ワインの全体的な品質とバランスも良くなった。
このワインは
正式な情報無し。
テイスティング
美しいルビー・レッドの輝きが広がります。
透明感のある色調でありながら、しっかりとした存在感を持ち、縁にかけてほんのりとオレンジがかったニュアンスが見受けられます。
この色調はワインの熟成による奥行きを示唆し、期待感を高めます。
グラスを回すと、華やかで繊細なアロマが広がります。
まずは、バラやスミレを思わせるフローラルな香りがエレガントに立ち上がり、続いてチェリーやクランベリー、ザクロといった赤系果実の瑞々しい香りが加わります。
さらに、仄かにスパイスのアクセントが感じられ、シナモンや白胡椒のようなニュアンスが全体に洗練された印象を与えます。
ほのかに湿った大地やミネラルの気配も感じられ、複雑で奥深い香りの層を生み出しています。
口に含むと、まずチェリーやクランベリーのジューシーな果実味が広がり、そこにバイオレットやローズのエレガントなニュアンスが重なります。
ミディアムボディながらも、果実味にはしっかりとした凝縮感があり、程よい重厚感を感じさせます。
酸味は非常にバランスが良く、ワイン全体の骨格を美しく支え、タンニンは滑らかで、果実味にしっかりと溶け込んでいます。
余韻にはほのかに甘やかな要素が感じられ、アースやスパイスのニュアンスが長く続きます。
何と言うか贅沢な感想ですが「綺麗すぎてインパクトが無い」という感じでした。
飲んだ日:2025-01-17
飲んだ場所:ピアットデルベオーネ
価格:35,000円
インポーター:豊通食料株式会社