初めて飲んだと思われる作り手。

久し振りに飲んだプロヴァンスのロゼ。

 

ワインデータ

ワイン名:Le Caprice de Clementine Rosé
生産地:France > Provence-Corse > Provence
生産者:Ch. Les Valentines (シャトー・レ・ヴァロンティーン)
品種:Grenache (グルナッシュ), Cinsault (サンソー)
スタイル:Rose Wine

ワイナリー

ブドウ畑のブドウは1900年代から存在し、1997年にポンズ=マセノ家がシャトー・レ・ヴァレンティーヌを設立するまで、収穫物は長年地元の協同組合ワイナリーに納められていた。
ドメーヌの名前は、2人の子供の名字、ヴァランタンとクレマンティーヌをミックスした名前に由来する。

テロワール、ブドウの木、そしてワインへの情熱を共有する熱意あるチームとともに、20年以上の歳月をかけて、ワイナリーはここ地中海プロヴァンスの中心に発展することができた。

シャトー・レ・ヴァランティーヌでは、9種類のブドウを栽培しています。
グルナッシュ、シラー、サンソー、ムールヴェードル、カベルネ・ソーヴィニヨン、カリニャン、ロール(ヴェルメンティーノ)、クラレット、ユニ・ブラン。

ロゼワイン75%、赤ワイン15%、白ワイン10%を生産しています。
毎年、スパイシーでミネラリーな地中海のテロワールを称える、一貫したバランスの取れたワインを造るよう努力している。
ワインは現在40カ国で販売されている。

このワインは

味わい深く調和のとれたカプリス・ド・クレマンティーヌのロゼは、分かち合いのひとときにぴったりのワインです。
プロヴァンスの偉大なロゼで、赤い果実の爆発的なアロマが、表情豊かでシルキーなアタックによって強調されている。

セパージュ:サンソー50、グルナッシュ50
樹齢:40年
熟成:2~3年
醸造:アルコール発酵中の直接加圧と18℃前後の温度管理
畑:伝統的な栽培、永年耕作、除草も殺虫剤も使わない

テイスティング

グラスに注ぐと、目に飛び込んでくるのは美しいクリスタルのような薄いサーモンピンク。
繊細な光の反射がさらにその輝きを引き立て、見る者を引き込むような印象です。
プロヴァンスのテロワールを体現するこの色合いは、シンプルでありながらも洗練された美しさを持っています。
次に広がる香りは、優雅で複雑。
フレッシュな小さな赤い果実、例えばストロベリーやフランボワーズの甘酸っぱさがまず感じられ、その後にシトラス系のピリッとしたニュアンスが加わります。
これらのフルーツの香りが調和し、フレッシュで活き活きとした印象を与えますが、同時にほんのりとしたスパイスの気配やミネラル感が、その香りに深みをもたらしています。
ハーブの爽やかなアクセントや、少量のバターやハチミツのような柔らかさも加わり、複層的な香りが広がります。
口に含んだ瞬間、フレッシュで繊細な赤い果実の風味が広がり、ラズベリーやピンクグレープフルーツの爽やかさが口いっぱいに弾けます。
その軽やかな果実味は、まるで摘みたてのフルーツを味わっているかのような鮮度を感じさせます。
さらに、冷やした状態では白ワインのようにスッキリとしたドライな味わいが特徴で、非常にクリアで清々しい余韻を残します。
しかし、温度が上がるとともにその風味が奥行きを増し、果実の甘みやスパイシーさが現れ、より深みのある味わいへと変化していきます。

飲んだ日:2024-10-09
飲んだ場所:ハウタウ
価格:3,400円(公式HPで12.9ユーロ)
インポーター:フィラディス

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