ワイナリーの正式HPは閉鎖されておりましたので、情報はインポーター資料等からです。
オペラ歌手が手掛けるワイナリーだけあり、オペラの演題がワイン名となっています。
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ワインデータ
ワイン名:Côtes du Rhône VILLAGE Thais
生産地:France > Côtes du Rhône
生産者:Ch. Juliette (シャトー・ジュリエット)
品種:Grenache (グルナッシュ), Mourvèdre (ムールヴェードル), Syrah (シラー)
スタイル:Red Wine
ワイナリー
シャトー・ジュリエットは、ローヌ渓谷で1世紀以上にわたって高品質の高級ワインを生産しています。
5世代にわたるワインメーカーと3世代にわたるオペラ歌手によって生み出されたワインです。
元の土地自体は1799年に建てられました。
1865年、現当主アレクサンドルの曽祖父、ジュリアン・マルセリは、フランスで最初に農学を学んだ一人でした。
彼は、トレスケに最初の区画を購入し、地中海の気候に最も適応したブドウの木(グルナッシュ、サンソー、シラー)を植え、シャトー・ジュリエットの物語が始まりました。
シャトー・ジュリエットの多くのブドウの木は、100年以上の樹齢です。
これらの区画は、コート・デュ・ローヌ・ヴィラージュ・ローダンやCRUリラックなど、トップレンジのワインを造るために使用されています。
古くからの植樹方法のため、株仕立てで手摘み作業で収穫しています。
ローダン地区の砂質粘土のテロワールは、特に水はけが良く、ワインにフレッシュさと酸味を与え、良いバランスを保つ鍵になります。
地中海性気候の日差しとミストラル風のおかげで、ブドウは最高の状態で収穫され、良いワインへの鍵であるブドウの品質が最大限に表現されます。
ブドウ畑はもともと低収量で、果実のポテンシャルを最大限に引き出し、水はけの良い傾斜地に植えられています。
3世代に渡るオペラ歌手 とは
1936年、当主アレクサンドルの祖父エミール・オーディエが、マルセイユ音楽院(パリに次ぐフランスの代表的なオペラ劇場)で優勝したことから、3世代にわたるオペラ歌手としての歴史が始まりました。
アレクサンドルは幼い頃からこの伝統的な家柄に魅了されていました。
6歳でモンテカルロ少年合唱団の第一ソリストとなる。
複数のディスクを録音し、彼らの主要なソリストとみなされる。
2009年、アレクサンドルがワイナリーに専念し、オペラとの2つに情熱を注ぐ事になります。
ロッテルダム、ボローニャ、モンテカルロ、サッサリ、スポレット、マチェラータのオペラ劇場で、「ラ・ボエーム」「愛の妙薬」「トスカ」などのオペラで主役のテナーを演じた。
2008年、キャリアの転機となるローマ歌劇場(ピエル・ルイジ・ピッツィ演出)で主役を務める。
このワインは
コート・デュ・ローヌ ヴィラージュ。オペラ「タイス」の名を付けたワイン。
しっかりとした芳醇なアロマと味わいに程よい酸とナッツのニュアンスを感じるバランスのとれた味わい。
インポーター資料より
テイスティング
見た目からして魅力的な緑がかった麦わら色が特徴です。
光に当たると、その色合いはさらに輝きを増し、上品さを感じさせます。
香りは、トロピカルフルーツやドライフルーツ、そして白い花のニュアンスが感じられ、まるで果樹園の中にいるかのようなフルーティーで華やかな印象を与えます。
さらに、シルキーで複雑な香りの中には、アジアンスパイスやヘーゼルナッツのかすかなアロマが重なり合い、豊かな香りの層を作り出しています。
味わいにおいては、このワインは非常にバランスが取れており、しっかりとした芳醇な味わいに加えて、程よい酸味が全体を引き締めます。
酸と柑橘の爽やかさが口の中で弾けると同時に、ナッツのニュアンスがほのかに感じられ、まろやかなフィニッシュを演出します。
飲んだ日:2024-08-05
飲んだ場所:switch
価格:2,807円
インポーター:スマイル