2022年から開業している香川県の小豆島(しょうどしま)のワイナリー。
ファーストヴィンテージなのでまだ安定していない感じもあり。
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ワインデータ
ワイン名:Merlot
生産地:Japan > Kagawa
生産者:224winery/224ワイナリー (ニーニーヨンワイナリー)
品種:Cabernet Sauvignon (カベルネ・ソーヴィニヨン)
スタイル:Red Wine
ワイナリー
ワイナリー誕生の物語は、遡ること25年前に始まります。主人公は一人の男性。
当時仕事でカリフォルニアに滞在していた彼は、週末の度にナパバレーのワイナリー巡りを楽しんでいました。
数多くのワイナリーへ訪問する内に、彼は理想のワインを自らの手で醸造したいという想いを胸に抱きます。
日本へ戻った彼は、日本の地で100年以上の歴史を持つワイナリーの門を叩きますがワインとは全く関係のない業種からの転身。
「お前にワイン造りなどできない。」そうはねのけられても彼の情熱が冷めることはありませんでした。
あきらめない彼の思いが認められ修行を重ねながら月日は流れます…
ワイナリーの為に彼が選んだ場所は小豆島・土庄(とのしょう)町。
海に浮かんだ瀬戶内の島々を見渡す、特別な丘の上。木々が生い茂る未開拓の地を、一から葡萄畑へ開拓して行きました。
遮る物がない丘の上は台風が来ると強風が吹き荒れ社会情勢の影響で設備機材の輸入も思うようには進みません。
それでも彼の情熱は多くの人々の心を動かし2022年夏、念願のワイナリーが完成しました。
フラグシップワインは、デラウェアとシャルドネをブレンドし瓶内二次発酵で造られるスパークリングワイン“島シャン”丘の上でたっぷりの潮風と太陽を浴びて育つ葡萄からできたワインはほのかな塩気をまとい目をつぶると瀬戶内の海を思わせる味わいです。
このワインは
224wineryリリース第2弾はメルロー100%の赤。
低温熟成による華やかな香りとピュアな味わいにキュンとしてしまうワインです。
契約農家より買い付けた良質な葡萄を、小豆島で醸造。
島ルージュシリーズとは一味違う224 wineryの魅力をお楽しみください。
赤系果実のフレッシュな味わい、後味はローリエなど爽やかなドライハーブのニュアンス。
緻密なタンニンが骨格となり、メリハリのあるミディアムボディ。
若さは感じるものの情熱的で、明るいキャラクターのメルローです。
飲み頃温度:16~18度
葡萄品種:メルロー100%
兵庫県産ぶどう100%
テイスティング
薄濁りした赤紫色。
スパイシー黒胡椒のな香りが漂い、興味をそそります。
プルーン、カカオ、青草の爽快感がメルローらしさを表現しています。
酸がしっかりしており、ワイルドなタンニンが舌に残ります。
果実感は少なめ。
まだ荒削りな感じがありますが、多くの伸びしろがある事がこのワインの魅力の一部とも言えます。
飲んだ日:2024-02-10
飲んだ場所:オアシス
価格:3,850円