オーストラリアの美味しいピノ・ノワール。
結構いいお値段なので、買うには勇気が必要。
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ワインデータ
ワイン名：Mornington Peninsula Pinot Noir
生産地：Australia > Victoria > Mornington Peninsula
生産者：Dexter Wines (デクスター・ワインズ)
品種：Pinot Noir (ピノ・ノワール)
スタイル：Red Wine
ワイナリー
トッド・デクスターはワインとともに育った。
メルボルンの高級ワイン商クリテンデン・ファミリーとの子供時代の友情が、彼にワインの広大な世界を教えた。
1974年、アメリカでスキーシーズンを過ごした後、トッドがナパ・ヴァレーに辿り着き、カリフォルニアの高級ファミリー・ワイナリーのひとつ、ケークブレッド・セラーズで7年間の見習い生活を送ったのも、驚くにはあたらない。
1987年1月、トッドはオーストラリアに帰国し、妻のデビーとともに、モーニントン・ペニンシュラのトゥエロンにブドウ畑を購入した。
その年の暮れ、初めて1.6ヘクタールのシャルドネとピノ・ノワールを植えた。その後トッドは、ストニア・ワインズのブライアン・ストニアーにヘッド・ワインメーカーとして加わりました。
その後10年間で、トッドとブライアンは会社をオーストラリア有数のシャルドネとピノ・ノワールの生産者へと成長させた。
この10年間、トッドの造るワインは国内外で多くの賞賛を浴び、デクスターの畑は、トッドとデビーの慎重な管理の下、ストニアにリザーブ・グレードのブドウを供給した。
2000年にフランスを訪れ、世界で最も有名なピノ・ノワールの生産者を訪問した際、トッドとデビーはテロワールの概念と、土地の手入れにおける次世代への責任に対する新たな敬意を得た。
トッドはまた、ブドウ畑とワイナリーの両方で細部にまで注意を払うことの重要性を再認識した。
この旅行が、トッドとデビーに次のステップに進み、自分たちが設立し、形成期を通じて世話をしてきたブドウ畑から自分たちのワインを造ることを後押しした。
こうして、デクスターのブドウ畑に初めてブドウの木が植えられてから約20年後、デクスター・ワインズが誕生した。
ブドウ畑は高級果実の生産を念頭に置いて造られ、日光を最大限に遮ることができるよう、北向きの斜面に植えられている。
これは冷涼な地域で最も重要なことで、ブドウの木の両側に均等に日光が当たるため、成熟が均一になる。
また、傾斜が均一であるため、雨季には水はけがよくなります。
土壌が浅いため、ブドウの木の成長をコントロールすることができ、その結果、風通しが良く、ブドウの木のキャノピーが開きます。
敷地は冷たい南風から守られており、ブドウの木が成熟する重要な時期にブドウの木を保護するのに重要です。
畝の間隔（2.5メートル）とブドウの木の間隔（1.5メートル）は、ブドウの木による日光の遮蔽を最適化し、葉の表面積に対する果実の重さの比率を良くしている。
これにより、風味がよく発達し、糖度と酸度のバランスがとれた果実ができる。
最初の植樹は、シャルドネとピノ・ノワールをそれぞれ1クローンずつ植えた。
その後、ピノ・ノワールを4ha、シャルドネを3ha栽培し、多数のクローンを植えている。
樹齢30年を超えるデクスターの畑は、美しくバランスの取れた果実味をもたらし、この地の真の姿を表している。
このワインは
畑では、MV6、777、D5V12、ポマールのクローンの組み合わせが、この土地の複雑な特徴を表現している。
シーズンを通して、注意深い畑の管理がブドウの木を調和のとれたバランスに導き、適切な糖度において最適な風味が発現する。これを達成することで、世界クラスのワインを造ることができる。
ワイナリーに到着すると、手摘みされた果実は破砕せずに除梗され、小さな開放式発酵槽に入れられる。
果実は2～3日間植菌されずに置かれ、発酵が確認されると培養酵母が加えられる。
季節によっては、何割かの果実を全房のまま残し、除梗した果実とは別に発酵させ、完成したワインにブレンドすることもある。
発酵中、果汁の温度は32℃前後でピークに達し、キャップは1日に2回までポンプで押し上げられる。
発酵が完了してから2～3日後、マストは優しく圧搾され、フレンチオークのバリックとパンチョン（通常、新樽が約20％、2回目の使用が約10％、残りは古いもの）に移され、冬になる前にMLFが行われる。
ワインは収穫から約10ヶ月後の1月に瓶詰めする直前に澱引きされる。
テイスティング
明るい赤紫色。
スパイシーな香りが最初に。
ベリーの香りもしっかり。
酸は程々。
飲んだ日：2018-05-27
飲んだ場所：PINOT PALOOZA Tokyo 2018
価格：7,000円(公式で65豪ドル)
インポーター：