国分寺駅の開発が全く進んでいない未開発地域の一画に、比較的騒がしい感じの看板を掲げ、近くに来たらこの店しか目に入らないくらいのインパクトはあります。
チェーン店「味源」の元店主とのことで、失礼ながらあまり期待せず来訪。
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メニュー
ワンタン中華そばが1000円を超える世の中になったのだと、感心しつつ地元にお金は落とさねばとの使命でジャンボ肉汁餃子も頼む事にします。
カウンター越しに非常に近い店主の顔。
居酒屋と二毛作店はどこもこんな感じなのでしょう。
コロナが収まってきてもこのまま続いてくれるのでしょうか。
内観
ワンタン丸鶏煮干し中華そば1,050円
スープにはあられ、パクチー、ミョウガ、青ネギやらなんやら匂い系の薬味をふんだんに使っていたのが、何だか店主の自信のなさに見えました。
大丈夫、美味しければ何も問題ない。
チャーシューは硬い。
着丼まで15分くらいと意外と時間がかかります。
麺は六厘舎と同じ小麦とのこと。
麺は縮れ太麺…これって手打ちなのでしょうか??
…美味しいです。
程よい麺の硬さに、スープが絡みつきます。
スープは煮干しの風味を軽く漂わせながら、辛すぎない塩気で麺が美味しい。
パクチーやら、あられやら、ミョウガやらがやたら変わりがわり、俺も俺もと口に入って来て味変は苦労しません。
知らないうちにメンマを食べていたらしい。
おそらく塩気やクセがなかったため、既製品らしさを感じませんでした。
恐らく既製品なんだろうが、上手に処理しています。
我を忘れ麺を食す暴食モードと化していましたが、1/3を残したところでようやく冷静さを取り戻しスープを飲んでみました。
スープは煮干し、鶏ガラがベースか。
塩気はちょうど良い。
煮干しの香りはかなり控えめにしている。
鶏ガラは旨味は強めだが、やはりボヤける。
トップにそこまで強くない煮干しにミドルに鶏ガラが早めに被せてくるために、それぞれがかなりマイルドに感じる。
全体の印象としてはワイルド、雑感の強さを感じ、洗練とした煮干しラーメンとは言えない。
麺がスープの粗さを全てを吸収してくれる感じでした。
餃子?普通。