この秀というお店はなんとも評価しにくいお店。
料理は美味しいのですが…
とにかくお客の方が気を遣うお店で、そんなところで何を食べても…と思ってしまいます。
まず店のスタッフは2人とも無愛想。
大将は料理に集中しているので仕方がないと思うのだが、特にもう1人のお姉さんの不機嫌さぶりはやばい。
常に怒りゲージが3本くらい溜まった状態をキープ。
迂闊な事を言ったらきっと確定反撃からの超必殺技を喰らいます。
お姉さんは基本無言で返事は無く、他の客が「サワーお願いします」と言っても無言。
ちゃんと出してくれるのですけれども。
入ってすぐの対応も人数を聞かれたら、無言で座る席も指差すという目の見えない時のケンシロウ並。
突き出しは美味い!
そして重圧感のある静かな店内に鳴り響く常連っぽい隣に座ったオジサンのスーパークチャラー音。
リズミカルにクチャーンクチャーンと響いており、お店の静謐さと対照的です。
あまりの音の汚さに帰るか悩みました。
漫画家の押切蓮介さんのクチャラーおじさんの話がまさにそれ。
カップルも2組いるのに全然話しておらず、クチャ音だけが猛威を振るいます。
途中ウェーイ系のヤングメンが来ましたが、どうやらノリが違うと悟ったのか入らずに帰って行きました。
しかし料理は美味しい。
生ガキ400円/個
岩手産生牡蠣400円/個はいわゆる海のミルクと言われるような濃い味ではなかったが、非常に一つ一つが大きく、食べ応えがある。
なめろう500円
下北沢の他の店で食するより断然美味しい。
大将が包丁を2本使いながらリズミカルに作ってくれているのが見えます。
ゴールデンカムイが思い起こされました。
ガツ刺しは530円くらいで、歯ごたえしっかり。
日本酒500円は幾つか種類はありそうだが、今回は冷生酒700円にしました。
もっと日本酒が沢山あったら面白いとは思います。
基本的にこの重圧感に耐えられるように1人で来るのがいいのかも。
あなた達がラブラブカップルならばもっとノリノリで騒がしい店に行くべき。
来るべきはここではない。
[…] ビルの2階にありますが、ビール好きはよく通っているようです。 1階には店員の威圧感がすごい「秀」とかがあります。 […]