名古屋のトランク・コーヒーとのコラボビール。
ブラックコーヒー並の苦みしっかりのコーヒーポーター。
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ビアデータ
ビール名:IMPERIAL COFFEE PORTER
生産地:日本 長野県下高井郡山ノ内町大字平穏
生産者:TAMAMURA HONTEN Co.
アルコール:8%
IBU(苦さ 平均15~20):71
モルト:
ホップ:
タイプ:コーヒーポーター
価格:471円
インポーター:
ブリュワリー
清酒『縁喜』の酒蔵は、北信州は志賀高原の麓にございます。
初代喜惣治が、この地に創業したのが文化ニ年(1805年)、屋号の玉村は、初代が酒造りの修行をした上州玉村(現在の群馬県佐波郡玉村町)にちなんだものです。
山紫水明なこの地の清冽な水、清澄な空気、寒冷な気温の中で醸し出された酒は、約210年余の長きに亘り、多くの方々に愛され、育てていただいてまいりました。
今でこそ、スキーヤーのメッカとして全国に有名な志賀高原も、その昔は松代藩に属した未開の地であり、御用係として奥山林の調査を命ぜられた佐久間象山が、「星の井(当時の銘柄名)」の酒九樽を、氏神様(天川神社)に献上して無事を祈った程でした。
その後、旧草津街道として旅人の往来も増え湯治場(湯田中・渋温泉郷)のお酒としても親しまれて参りました。
明治40年には、明治天皇御用品として宮内省お買い上げを賜り、その後大正天皇御大典を機に、銘柄を「星の井」から当主喜惣治の名にちなんで「縁喜」に改めました。
また、当家では、新嘗祭の献上米を大正14年に御共進した実績があり、現在はその水田で収穫された美山錦が酒造りに使用されています。
これからも、均質化のすすむ地方の、万人受けする酒ではなく、個性ある田舎の、個性ある酒を、丹念に適正規模つくり、目の届く範囲で、責任をもってお届けしたいと思います。
小さくても、味は全国トップの水準を目指し、この酒を飲むためにもここに来たいと思っていただける酒をつくることによって、地域の魅力向上に貢献して参りたいと思います。
このビールは
TRUNK COFFEE さんの豆をつかったシリーズも、いろいろつくってきましたが、W-IBA の別バージョンと、まだ発売していない Pipeworks とのコラボ “UFO” を除くと、はじめての「黒い」コーヒービール。
根がひねくれ者なせいか、あえて黒いのをつくってこなかったのですが、今回はついにど真ん中を狙ってみました。
ベースのビールはポーター。
志賀高原ポーターは、志賀高原ビールがはじまって以来の大定番です。
IPA系と比べると地味な立場だったのですが、長年根強い人気。
特に、ここ最近は、じわじわその人気が高まっているのを実感してます ( ← 某ドラマの影響もあったかも)。
そんな、志賀高原ポーターのクリーンな味わいをそのままに、コーヒー用に度数を上げて多めのホップでバランスをとってみました。
今回は、TRUNK COFFEE さんの豆のなかでも、個人的に大好きな ルワンダの COKO農園のものを、たっぷり使用。
決して派手ではないのですが、上品な甘みと穏やかな柑橘をも思わせる香りが特徴です。
スペックは強面なのですが、飲んでいただくとだいぶ印象が違うと思います。
IPA に対する House IPA みたいなイメージといえば伝わるかもと思うのですが、飲み口はクリーンでドライ。
平気で1パイントとか飲めちゃいそう。
甘みは感じるのですが、どちらかというとコーヒー由来。
コーヒーの香りを感じながら、フィニッシュにホップの香りと苦味が追いかけてくる感じかな。
カフェとか自宅とかで、本でも読みながらリラックスして飲んだりするのには最適なイメージ。
サンドイッチやオムレツ、もちろんチョコレートとかとの相性もいいと思います。
やっぱり、コーヒーはいいな。
試飲していても、気がつくと結構飲んじゃってたり。
いい感じに仕上がったと思っています。
ってことで 黒ビール好きは、この機会にどうぞ
テイスティング
漆黒。
ブラックコーヒーの香り。
味わいもコーヒーの苦み。
余韻も長く、まさにコーヒー好きの為のビール。