6%という少し高めのアルコール。

アルコールだけの味わいではなく、しっかりと苦味を無理なくからませている辺りが伊勢角屋のセンスの高さを感じる。

ビアデータ

ビール名:IMPERIAL RED ALE
生産地:日本 三重県伊勢市
生産者:ISE KADOYA BREWERY
アルコール:6%
IBU(苦さ 平均15~20):85
モルト:
ホップ:
タイプ:アメリカンスタイル・ダブル・レッドエール
価格:561円
インポーター:

ブルワリー

大正時代より始めた味噌醤油醸造を背景に、1997年、クラフトビールに挑戦いたしました。 『伊勢から世界へ』『世界のビールファンを唸らせる』といった合言葉のもとに、 世界が認めるビールをつくることを誓い、「伊勢角屋麦酒(いせかどやビール)」の醸造をはじめました。
2000年にJapan Beer Cupで金賞を受賞したのを皮切りに、2003年には日本企業で初めてとなるAIBA金賞とベストオブクラスウイナー賞を受賞し、その後も、WBC、BIIA、WBA、IBAなど多くの国際大会で受賞を重ねることが出来ました。

この間、いろいろなシーンで、皆様方にお支えいただき、励まして下さいましたことを本当に有難く思っています。
おかげさまで、「伊勢角屋麦酒(いせかどやビール)」は国内の多くのクラフトビアバー様、酒販店様でお取扱い頂いております。
「伊勢角屋麦酒おいしいね」と言ってくださるファンの皆様方のご期待に沿えるよう、これからも自らに高いハードルを課し、地道な作業と、弛まぬ挑戦を続けていきたいと思います。

このビールは

年に一度、各地の地ビール醸造家を招いて、共同でビールを仕込む「伊勢角の会」で2011年4月に初めて作ったビールです。
日本ではなかなか飲めないビアスタイル【インペリアル・レッドエール】を仕込むにあたって、『思いきりアメリカン!インパクトと主張の強い、苦くて赤いビールで、人間に例えると、やんちゃな若いお兄ちゃん』をイメージして、当時のブルーマスター中西さんがレシピを書き上げました。
今回はさらに、ブルーマスター出口がブラッシュアップいたしました。
2011年当時、当社のビールの中で、最強のホップキャラクターをもったインパクトの強いビールです。

こだわりは【赤色】です。モルト(麦芽)だけでは出しにくい赤色を、クリスタルモルトとブラックバーレーの微妙な配合で、「魔性の様なダークレッド」に仕上げました。
また、アルコール度6.0%と強烈なIBU85の苦みを、モルトの配合とのバランスで、全体の味わいとして融合させました。
そのため、口に含んだ時にはそれほどインパクトを感じず、「飲みやすい」と思わせて、そこからのギャップを楽しんでいただけるようにしております。

香りはふくよかで、アロマホップ・シトラのフルーティーな柑橘系の香りが鼻から吹き抜けます。
モルトの柔らかなコクと、ほのかな甘みのある適度なボディー感を味わっていただいた後から、ギュッと口中を締め上げる強烈な苦みがガツンと現れ後味をひきしめます。

ほど良いボディの厚みを、ジーンとしびれる苦みが、ゆっくり消えていく、2杯目、3杯目に向けた味わい深いビールです。

テイスティング

濁りブラウン。
モルトのローストの甘味を感じつつもホップの香りも。
苦味しっかりだが消えるのは早い…と一口目は思ったのに、二口目から苦味がしっかりと長引く。
さすが伊勢角屋と思わせる美味しさと苦味のバランス。

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