業務用金属樽での販売が基本である京都醸造。
コロナ禍でどの醸造所もやっているように瓶での販売も加速したようで、醸造所は大変ではあると思いますがファンは嬉しい限りなので買って応援。
塩気というよりも柑橘系の味わいが非常に強いビール。
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ビアデータ
ビール名:EN
生産地:日本 京都府
生産者:KYOTO BREWING Co.
アルコール:6%
IBU(苦さ 平均15~20):26.3
モルト:Pilsner, Wheat
ホップ:カスケード、アイダホ-7、センテニアル
タイプ:IPA
価格:878円
インポーター:
ブリュワリー
3人の男が共にビールを飲みに行く。ウエールズ人、カナダ人、アメリカ人。-KBCはこのようなコメディ映画のワンシーンのような光景から始まる。
生い立ちが全く違う起業メンバー3人が出会ったのは、青森。
その後週末にはスノーボードに出かけたり、日本のビールを知るための調査(という名の飲み会)を重ねたりし、いつからか親友になっていた。
長時間に渡る調査の結果、日本の大手ビールには何かが足りないと3人は思った。
クリスがビール造りの勉強、そしてポールがMBAの勉強を始めた頃に醸造所を開くいうアイディアが本格化した。
もちろん、ベンもそんな二人と同じ思いを抱いたのは言うまでもない。
なぜ京都か。
それは、日本が世界に誇る職人技の歴史と伝統、特に質や味覚に対する強い拘りを持つ都市だからである。
また、伝統を尊びつつも多国籍料理や近代的なデザインといった、いわゆる非伝統的な要素も取り入れる懐の深さも併せ持つ。
7年以上京都に暮らすクリスは、京都ほど理想のビール造りに適した場所はないと確信していある。
彼らの様に多様な素材や技術を取り入れ、微妙なニュアンスの違いに気を配りながら、複雑かつ緻密なビール造りを目指す醸造所にとってはこの上ない場所なのである。
これが、KBCのビール職人クリスの「職人の拘り」である。
このビールは
6つの味覚(甘酸辛鹹苦旨)をIPAで表現し、未だ見ぬビールの可能性を追求する「六味六色」シリーズ。
第二弾となる今回は「塩味」に焦点を当て、、スウィーティーと柚子の果汁を使って醸造したIPAに国産の海塩をプラス。
2種の柑橘果汁を使用したIPAはグレープフルーツを思わせるフレーバーとゆずの香りに加え、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、レモンなどホップ品種にも共通するフレーバーとアロマを醸し出し、海塩はこの全てをまとめる役割を果たします。
塩味は柑橘類のシャープな酸味を柔らかくし、ボディ感とコクを与えバランスをとり、それと同時に果皮やホップの苦味を抑え甘味をより強調させる仕上がり。
ジューシーで非常に親しみやすいIPAになりました。
テイスティング
粘稠度が少し高い。
濁りオレンジがかったレモン色。
柑橘系の爽やかな香り。
柚子?グレープフルーツ?
柚子味で酸味と苦味がしっかり。
柚子皮をバリバリ食してるみたい。