ヘア・オブ・ザ・ドッグ(迎え酒)という名前のブルワリーとのコラボレーションで、以前飲んだエックハルトの樽熟成版。

ワインと同じくらいのアルコール度なのに、ワインの2倍くらい酔っぱらう気がします。

ビアデータ

ビール名:ECKHARDT
生産地:日本×アメリカ
生産者:TAMAMURA HONTEN Co.& HAIR OF THE DOG
アルコール:12.5%
IBU(苦さ 平均15~20):74
モルト:
ホップ:
タイプ:バレルエイジド・ゴールデンスペシャルエール
価格:935円
インポーター:

ブルワリー

玉村本店

清酒『縁喜』の酒蔵は、北信州は志賀高原の麓にございます。
初代喜惣治が、この地に創業したのが文化ニ年(1805年)、屋号の玉村は、初代が酒造りの修行をした上州玉村(現在の群馬県佐波郡玉村町)にちなんだものです。
山紫水明なこの地の清冽な水、清澄な空気、寒冷な気温の中で醸し出された酒は、約210年余の長きに亘り、多くの方々に愛され、育てていただいてまいりました。

今でこそ、スキーヤーのメッカとして全国に有名な志賀高原も、その昔は松代藩に属した未開の地であり、御用係として奥山林の調査を命ぜられた佐久間象山が、「星の井(当時の銘柄名)」の酒九樽を、氏神様(天川神社)に献上して無事を祈った程でした。
その後、旧草津街道として旅人の往来も増え湯治場(湯田中・渋温泉郷)のお酒としても親しまれて参りました。
明治40年には、明治天皇御用品として宮内省お買い上げを賜り、その後大正天皇御大典を機に、銘柄を「星の井」から当主喜惣治の名にちなんで「縁喜」に改めました。
また、当家では、新嘗祭の献上米を大正14年に御共進した実績があり、現在はその水田で収穫された美山錦が酒造りに使用されています。
これからも、均質化のすすむ地方の、万人受けする酒ではなく、個性ある田舎の、個性ある酒を、丹念に適正規模つくり、目の届く範囲で、責任をもってお届けしたいと思います。
小さくても、味は全国トップの水準を目指し、この酒を飲むためにもここに来たいと思っていただける酒をつくることによって、地域の魅力向上に貢献して参りたいと思います。

ヘア オブ ザ ドッグ

オレゴン州ポートランドにある醸造所です。
そのビールのいくつかはボトルコンディショニングされています。
アラン・スプリンツはオーナー兼醸造家であり、3人の息子を含む数人のヘルパーがいます。
彼はル・コルドン・ブルー料理学校を卒業し、自家醸造クラブOBCの会長でした。
醸造所の最大の名声は、大麦ワイン「デイブ」でした。
「イブ」ビールを3回冷凍蒸留しました。
醸造所の「アダム」ビールは、もともとドイツのドルトムントで作られた歴史的な醸造所であるアダン・ビアを再現したものです。

このビールは

ECKHARDT “FROM THE WOOD ” 、発売です!
SNOW MONKEY BEER LIVE 2017 のタイミングで、ご存知ポートランドの伝説的ブルワリー、Hair of the Dog とのコラボで最初に仕込んだこのビール。
もう、つくらないかと思ったのですが、本家にOKをもらって再醸造。
そのきっかけは、写真の後ろに写っている アメリカンオークの新樽
それも、500L の大きなサイズです。
以前も書きましたが、いままで10年以上、ウィスキーやワインを熟成したあとの中古樽をつかってきましたが、新樽には初挑戦。
最初は、オークの香りの影響が強いだろうからと、それに負けないビールを入れたかった。
考えたときに、最初に頭に浮かんだのが ECKHARDT だったというわけです。
”FROM THE WOOD” とは、本家 HOTD でも、新樽をつかったもののシリーズ。
前回の ECHARDT では、イチローズモルトさんの樽で熟成したピンクのラベルのスペシャル版を少量リリースしたのですが、まあ、その兄弟的な感じかな。
12.5%、IBU74。
結局、樽熟成は16ケ月を越えました。
色は、比較的クリアな明るめの琥珀色。
炭酸のレベルはかなり控えめ。
ちょっとトロッとして、液体の粘度は高めです。
香りは、マーマレードや、杏やいちじくのようなドライフルーツを連想させるフルーティーな感じと、樽のバニラ感が加わった印象。
口に含んだ瞬間に度数なりの甘みは感じますが、決して甘ったるくはなく、フィニッシュにオーク樽由来のタンニンも感じられ案外ドライな印象。
ウィスキーが入ってた樽ではないのですが、ホップの柑橘の香りと、オークの香り、そしてライ麦由来のスパイシーさもあって、結構ウィスキー的な印象が強いです。
アルコールはもちろん感じますが、決して固い印象ではなく、すでにいい感じに馴染んでいると思います。
全体に、まろやかというよりは、クリーンでクリアな感じかな。
ハイボールとかなんかよりはかなり濃厚な印象ですが、案外、食中酒としてもいけちゃいそう。
もちろん、チーズやドライフルーツなんかにはバッチリだと思います。
もちろん、ここからの熟成も楽しみではありますが、今すぐ飲んでも、現時点なりの良さを十分感じていただけると思っています。
だから、すぐ飲む用と、熟成用に何本か必要かも!?
限定4829本。
結構たっぷりご用意できたと思います。

テイスティング

粘稠度高い。
濁りブラウン。
香りからしてみうビールじゃない。
紹興酒系の香り。
レーズンの香り。
恐る恐る飲むとバレルの香りと蒸留酒の様な香りが口腔内に立ち上る。
これはかなりゆっくりと1時間くらいかけて氷の入ったワインクーラーなどで冷やしながら飲むべきビール。
泥酔間違いなし。

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