30年も毎年市場に送り出し続けているキリン秋味

今年もモルトをキリンラガー比の1.3倍使用しています。
外国だと2倍とか平気でやるのですが、日本はやはり奥ゆかしく控えめの倍率。

ビアデータ

ビール名:AKIAJI 2020
生産地:日本
生産者:KIRIN BREWERY COMPANY
アルコール:6%
IBU(苦さ 平均15~20):
モルト:
ホップ:
タイプ:
価格:250円(500mL)
インポーター:

ブリュワリー

1870年(明治3年)にノルウェー系アメリカ人ウィリアム・コープランドが、日本で初めて大衆向けにビールを醸造・販売した企業「スプリング・バレー・ブルワリー(コープランドビール)」を起源とする、日本のビール事業の草分け的企業である。
幾多の変遷を経て、1907年(明治40年)に三菱財閥傘下の日本国籍会社「麒麟麦酒」として新発足。
第二次世界大戦後は徐々に生産量を増やし、1954年(昭和29年)には、年間庫出量でトップシェアを獲得し、国内ビール企業の地位を確固たるものにする。
アサヒビールの「アサヒスーパードライ」の台頭までは、継続的に首位を守った。

2009年(平成21年)はアサヒビールがビール類(ビール・発泡酒・第三のビール)「販売数量」首位となっており、新商品の投入合戦で熾烈なシェア争奪戦を繰り広げているが、発泡酒と第三のビールでは、キリンがトップシェアを獲得していることもあって、2009年(平成21年)のビール類「出荷量」市場シェアは、キリンビールが37.7%とアサヒビールの37.5%をわずかながらも抑え9年ぶりに首位に返り咲いた。
ビールの商品構成は多品種で品揃えは業界一、2010年(平成22年)2月時点で定番ビール11銘柄(ライセンス品含む)を製造・発売している。
2007年(平成19年)7月1日、従来の事業持株会社の「麒麟麦酒(旧)」は「キリンホールディングス」と商号変更し、純粋持株会社となった。
ビールなどのアルコール飲料の製造・販売事業については、1998年(平成10年)に設立されグループの共通業務を担当し、純粋持株会社制の準備に当たってきた「旧・キリンホールディングス」を改称した事業子会社「麒麟麦酒(新)」に移管された。

2012年(平成24年)の到来とともに、さらなるグループ再編の一環として「製販分離」を実施。
本社に残っていた営業部門を分割し、これにグループでマーチャンダイズ事業を行っていた会社を統合させ、新会社として切り離した。
これを一時統合検討相手とされたサントリーグループに当てはめると、この会社が製造を担う「サントリー酒類(初代)」に、分離された新会社が販売を担う「サントリービア&スピリッツ」に、それぞれ相当する。
2013年(平成25年)に入ると、グループ会社のキリンビバレッジ株式会社・メルシャン株式会社とともに、国内綜合飲料事業会社として、キリングループオフィス株式会社から商号変更したキリン株式会社の傘下に移行した。

このビールは

「キリン秋味」は、「秋の風物詩」として 1991 年からお客様に楽しまれているロングセラーブランドですが、当商品の発売までは「秋」の季節を楽しむビールはありませんでした。

また、ビールについては、夏は「のどの渇きを癒すこと」が求められる一方、秋になると「もっとゆっくり味わえて風味豊かな秋の味覚にも合うこと」が求められるなど、季節によってお客様のニーズが変わると考えられます。秋ならではの、ゆっくりとビールを楽しみたいお客様のシーンに合った商品として誕生した「キリン秋味」は、飲みごたえがありながらも、後味はすっきりとした豊かな味わいのビールとして、毎年多くのお客様に支持をいただいています。

今年発売する「キリン秋味」は、1991 年の開発当時から変わらない「秋を楽しめるビール」をコンセプトに、より現代の“秋”に合うビールを目指してブラッシュアップしました。通常ビールの約 1.3 本分の麦芽(当社キリンラガービール比)の使用と、アルコール度数 6%による飲みごたえを保ちながらも、原材料の配合や製造工程の最適化によりすっきり飲みやすい後口にすることで、残暑が厳しい現代の“秋”にも楽しんでいただける味わいに仕上げました。

当社は、今年も旬の食材が豊富な秋にふさわしい秋の定番ビール「キリン秋味」や、さまざまな食事に合う「キリン一番搾り生ビール」の展開を通じて、秋の楽しみを広げていきます。

「キリン秋味(期間限定)」について
(中味)
・麦芽をたっぷり 1.3 本分(当社キリンラガービール比)使用し、アルコール度数 6%による飲みごたえを実現しました。
・原材料配合や製造工程の最適化により、麦芽をたっぷり使用した飲みごたえがありながらも、すっきりした後口に仕上げました。
(パッケージ)
“秋が訪れるよろこび”と“豊かな味わい”を伝えるデザインを表現しました。

テイスティング

ブラウンがかった黄金色。
少し甘いモルトの香り。
温度が高いとやや酸味を感じる。
余韻は長い。
キリン的味わい。

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