色々飲んでいるベアレンビール株式会社ですが、カボスを使用した低アルコールビールを飲んでみました。
ドイツのサイクリストに大人気と言われる「ビール:レモネード=1:1」のラードラーですが、レモネードを日本ではお馴染みのカボスに変えたものがこれです。
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ビアデータ
ビール名:KABOSU RADLER
生産地:日本 岩手県
生産者:BAEREN BRAUEREI
アルコール:2.5%
IBU(苦さ 平均15~20):
モルト:
ホップ:
タイプ:発泡酒
価格:389円
インポーター:
ブリュワリー
2001年2月20日設立。
ドイツの醸造所の仕込み室を移設し、100年前に使われていた銅製の仕込み釜で麦汁を造り、冷却槽で時間をかけて放冷させるというヨーロッパの伝統的製法でクラシックビールを造るブルワリーである。
醸造所の建物はレンガや瓦を製造する古い工場を改装(取り壊し後に改築)して造った。
ドイツ人ブラウマイスター(ビール醸造職人)が仕込みや現地調達を行ない、原料の麦芽はドイツの麦芽メーカー(カール・ビンデバルト社)から直接購入している。
社名のベアレンとはドイツ語で「熊(複数形)」を意味し、熊が生息する岩手県の自然と、体躯のがっちりした醸造職人をイメージしている。
このビールは
ラードラーとは、ドイツで夏場を中心に飲まれる、自転車乗りの異名を持つビールのレモネード割り。
カクテルのような味わいだが、世界的にはビールと同じようにメニュー表記され、その確固たる地位を築き上げている。
本商品は大分県産のかぼす果汁を使用した創造性溢れる逸品。
香料無添加、フレッシュなかぼす果汁を加えた新感覚の一杯は、青々しさや渋みが味に複雑さを与え、レモン・ラードラーとは一味違った仕上がりです。
夏に美味しい、清涼感たっぷりの味わいをお楽しみください。
Radler(ドイツ語で「サイクリスト」)は、ドイツ語圏で長い歴史があります。
通常、ビールと発泡性レモネードの50:50混合物で構成されます。
ラードラーという用語は、ミュンヘンのすぐ外の小さな町、ダイゼンホーフェンで宿屋を営むフランツ・クグラーによって作成されたラードラー・マス(自転車のリッター)と呼ばれる飲み物に由来します。
盛り上がる20世紀のサイクリング・ブームの最中、クグラーはミュンヘンから、飲酒施設に直接つながる森の中を通る自転車道を作りました。
1922年の6月1日、13,000人のサイクリストがクグラーズに到着しました。
ビールがなくなり始めたら、彼はそれをレモンソーダと50:50でブレンドしました。
ラードラーという用語は、クグラーに広く起因するとされていますが、ビールとレモネードの組み合わせは、1912年以降の文書に記載されています。
現在、ラードラーはバイエルン州だけでなく、ドイツ、オーストリア、チェコ共和国、ハンガリー、イタリア、スロバキア、スロベニア、クロアチア、ポーランド、オランダ、ルーマニアでも消費されています。
ドイツ北部では、ピルスナーとレモネードで作られるアルスター(アルスター・ヴァッサーの略、ドイツ語でハンブルク川の「アルスターの水」の略)として知られています。
地域的には、ラドラーとアルスターは、柑橘類のレモネードまたはオレンジ色のレモネードで作られたシャンディーを指す場合があり、2つの用語は同じ飲み物を指します。
ハンブルクでは、実際の川の外観を模して、アルスター・ヴァッサーをコーラで作ることもできます。
オーストリアでは、ラードラーのレモンソーダの代わりにアルムドゥドラー(オーストリアの清涼飲料水)を使用するのが一般的です。
ラードラーは喉の渇きを鎮めるという評判のため、夏の間非常に人気があります。
ニュージーランドでは、「ラードラー」という言葉は、DBブリュワリーズの「モンテイスズ・ラードラー」ビールの商標であり、柑橘系の風味があるビールです。
これにより、一部の醸造業者は「reldar」(ラードラーのスペルが逆)と「サイクリスト」(ラードラーの文字通りの意味)という名前を使用するようになりました。
テイスティング
うす濁りの明るい黄金色。
香りは確かにカボス。
炭酸強く、爽やか。
味わいもカボスで、余韻は酸が残り確かに柑橘系の爽やかさ。
アルコール度が低く炭酸のノド越しの良さでぐいぐいいける。