いつも変な名前をチョイスしてくるうしとらのインカの目覚めっぽいトンカの目覚めトリペル。
ブリュー・ヨークのトンココにも使われていたトンカ豆を使用したトリペル。
パワフルなアルコールと甘みが特徴。
ビアデータ
ビール名:TONKA NO MEZAME TRIPELE
生産地:日本 栃木県
生産者:USHITORA BREWERY
アルコール:9.0%
IBU(苦さ 平均15~20):5
モルト:
ホップ:
タイプ:トリペル
価格:690円(1パイント)
インポーター:
ブリュワリー
東京・下北沢の老舗ビアバー「うしとら」が栃木・下野市に立ち上げた醸造所。
自由と快楽の追求をテーマに、日々真剣にふざけながら麦酒を醸しています。
定番商品を置かず、毎回違う麦酒を造っていることが特徴です。
アメリカンスタイルを中心としながらも、小規模である利点を活かしバラエティと面白みのあるビールを醸造中。
このビールは
♯468
トンカ豆を使った芳醇なトリペルです!
トンカ豆とはクマルという植物の種のことで、主にお菓子の香り付けや香水に使われています。
香気成分はクマリンがメインで (クマルから抽出したのでクマリン)桜の葉や杏仁、バニラのような香りがあります。
今回はこのトンカ豆を使用したBelgian Tripelを造りました。
モルトはPilsnerモルトに少しだけBiscuitモルトとMelanoidonモルトを加えて明るい色ながら後味にはちみつ やカラメルのニュアンスが感じられます。
さらに沖縄県産の高級黒糖も加えて黒蜜の風味も醸し出しております。
そこへBelgian Yeastが作り出す円熟したフルーツのような風味が交じり合って、ハニーメイプルコンポートのような味わいになっております。
ここまででもおいしいトリペルなのですが、今回は特別にトンカ豆も入れて杏仁やバニラのような香りもふわっと浮かんでくる、贅を尽くした濃厚な味わいに仕上がりました。
ホップはほどんど入れていないので苦味はわずかです。
炭酸もやや抑えめにして酸味は少なくなるようにしております。
ベルギースタイルにオリエンタルな要素も溶け込んだオリジナリティのあるビールで、普段ベルギー ビールを飲み慣れている人にも新たな発見を提供いたします。
高級洋菓子にも使われているトンカ豆はそれ自体も高価なものです。
この贅沢なビールの衝撃的な味わいに眠たい目も覚めちゃうかもしれません!
じっくり味わってください。。
テイスティング
非常に特殊な香り。
トンカ豆の香りを嗅いだことが無いので、きっとこれがその香りなんだと思います。
バニラビーンズの代用品になるトンカ豆という事ですが、バニラっぽい香りとはちょっと違う。
塩漬けの桜の花と甘いトンカ豆?の香り。
アルコールの甘みを感じる。
黒砂糖…の甘みもあるとは思う。
何も知らないで飲んだので香りや甘味に困惑しつつ9%のアルコールで酔っぱらう。