ルロワというとワインを思い出しますが、向こうでは田中鈴木くらいありふれた名前らしいです。
イーペルというと猫祭りで猫派の人々に非常に有名ですが、その為か瓶ビール版は猫のラベルが描かれています。
ビアデータ
ビール名:YPERMAN
生産地:ベルギー ウエスト・フランデレン州
生産者:LEROY
アルコール:5.5%
IBU(苦さ 平均15~20):
モルト:4種類
ホップ:1種類
タイプ:ベルジャン・ペール・エール
価格:650円(420mL)
インポーター:
ブリュワリー
1572年ブージンゲの水門近くにヘット・サス醸造所を設立。
1624年ワトー伯爵のための城の醸造所としてヴァン・エッケの醸造所を設立。
1795年ヴァン・エッケの醸造所はフランス革命中は免れましたが、城は略奪され、火災後に倒壊しました。
1862年ヴァン・エッケ家はワトウで高発酵ビールの醸造を開始します。
1915年第一次世界大戦の開始時に、ヘット・サス醸造所はフランス軍によって破壊されました。
1924年ブージンゲの市内中心部で醸造所を再開します。
1962年ヴァン・エッケ醸造所は、家族の絆の結果としてルロワ家族に引き継がれます。
1981年ポペリンゲからホメルビールの発売(ホメルはホップの方言です)
1995年ブージンゲに大規模なボトリング工場を建設し、その後、両方の醸造所の瓶詰めラインがブージンゲで統合されました。
2010年ルロワ・ブルワリーは、サス・ピルス、カピッテル・ブロンド、オメルビエで「モンド・セレクション2010」賞を受賞しました。
2016年ヘット・サスとヴァン・エッケ醸造所は合併され、現在はルロワ醸造所という名前で運営されています。
このビールは
この高発酵ビールは、イーペルの14世紀の外科医である世界的に有名なイーペルマン博士へのオマージュとして醸造されました。
それ以来、イーペルの有名な医療センターも彼にちなんで名付けられました。
この淡いアンバー色の淡いエールは、薄いクリーミーな味わいを持っています。
イーペルマンは、使用するハーブにわずかにフルーティーな香りがあります。
やや甘い口当たりは、モルト感と前面に来るキャラメルのヒントによって相殺され、その後にマイルドなホップとスパイシーなモルトのヒ味わいが続きます。
フィニッシュは柔らかい苦味を保持しますが、穏やかなハーブの余韻で終わります。
テイスティング
ハーブの香りの奥にモルトの香り。
酸味を感じる香り。
炭酸しっかり。
酸味がある。
スッキリとした後味。
後半ハーブの香りは消えてモルト感が強くなる。