ハニーラガーなどで有名な金色三麥ことサンマイとコエドのコラボレーション。

日本の山椒と台湾のキンカンを使用した面白いビールです。
もっともっとパンチの効いた尖ったビールでも良かったのですが、手堅くまとめてくるのはコエドっぽい。

ビアデータ

ビール名:SANSHO KUMQUAT ALE(金運福臨啤酒)
生産地:日本 埼玉県 × 台湾
生産者:KYODO SHOJI COEDO BREWERY × SUNMAI(金色三麥)
アルコール:5.5%
IBU(苦さ 平均15~20):12
モルト:
ホップ:
タイプ:フルーツ・エール
価格:730円
インポーター:COEDO

ブリュワリー(SUNMAI)

彼らはクラシックなドイツ式醸造工芸で小麦、黒麦、琥珀と三種類のクラフトビールを作るところからスタートしました。
そして直営のレストラン「金色三麦」を通し、台湾の酒蔵で醸造したこれらの本格的なクラフトビールを広めてきました。

2004年以降、さらに磨かれた醸造工芸で台湾の龍眼蜂蜜を使用したクラフトビール生み出しWBC世界チャンピオンを獲得。
この栄誉は彼らに、この土地ならではの特色を発掘してこそ世界を魅了できる国際級のクラフトビールになり得るのだということを教えてくれました。

そして2016年、クラフトビールの醸造工芸とこの地ならではのストーリーや原料を結びつけるという理念を込めて、ブランド名を「SUNMAI」へとリニューアルしました。

ロゴのモチーフは、ビールの酒樽の金具の部分や漢数字の「三」、そして易占いで「天」を表す記号の形とも似ていることから、起源である金色三麦を忘れないという意味、そして同時に、ここがあなたにとってクラフトビールの世界への入り口になるという意味を持たせました。

このビールは

台湾のサンマイは日本の有名なクラフト・ブランドCOEDOと初めてコラボレーションし、毎年開催されるフェスティバルに限定された「SUNMAI X COEDO 金運福臨ビール」を発売しました。
日本山椒と台湾金柑のコラボレーション
台湾と日本の特徴を組み合わせることに加えて、金運福臨ビールのビールラベルのデザインもユニークです。
サンマイとCOEDOの金色のレタリングには、新年の喜びで満たされた台湾の伝統的な切り絵のアート(空剪紙藝術)のように、赤と濃い緑の背景のラベルです。
ボトル本体のパターンのデザイン、日本のマスコットである招き猫と両側に干支のネズミ 、すべてには幸運の恵みが含まれています。
台湾のカルフールで扱いがあり、125元(460円)程度の値段。

テイスティング

うす濁り。
サンショウが結構香る。
スパイスの奥にモルトの甘い香りと柑橘系の香りも少しだけ見え隠れ。
味わいは激薄。
香りからするともっとパンチが効いていてもいいと思うのですが。
後からゆっくり山椒が効いてくるのは台湾ならではの奥ゆかしさか。
余韻は山椒。

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