キリンが15年以上毎年発売しているとれたてホップ。
今年も発売ですが、日本ビールらしく良い意味で上品な出来具合。
一番搾りらしさを失わずフレッシュで美味しい。
ビアデータ
ビール名:ICHIBAN SHIBORI TORETATE HOP2019
生産地:日本
生産者:KIRIN BREWERY COMPANY
アルコール:5%
初期比重:
IBU(苦さ 平均15~20):
モルト:
ホップ:
タイプ:
価格:300円
インポーター:
ブリュワリー
1870年(明治3年)にノルウェー系アメリカ人ウィリアム・コープランドが、日本で初めて大衆向けにビールを醸造・販売した企業「スプリング・バレー・ブルワリー(コープランドビール)」を起源とする、日本のビール事業の草分け的企業である。
幾多の変遷を経て、1907年(明治40年)に三菱財閥傘下の日本国籍会社「麒麟麦酒」として新発足。
第二次世界大戦後は徐々に生産量を増やし、1954年(昭和29年)には、年間庫出量でトップシェアを獲得し、国内ビール企業の地位を確固たるものにする。
アサヒビールの「アサヒスーパードライ」の台頭までは、継続的に首位を守った。
2009年(平成21年)はアサヒビールがビール類(ビール・発泡酒・第三のビール)「販売数量」首位となっており、新商品の投入合戦で熾烈なシェア争奪戦を繰り広げているが、発泡酒と第三のビールでは、キリンがトップシェアを獲得していることもあって、2009年(平成21年)のビール類「出荷量」市場シェアは、キリンビールが37.7%とアサヒビールの37.5%をわずかながらも抑え9年ぶりに首位に返り咲いた。
ビールの商品構成は多品種で品揃えは業界一、2010年(平成22年)2月時点で定番ビール11銘柄(ライセンス品含む)を製造・発売している。
2007年(平成19年)7月1日、従来の事業持株会社の「麒麟麦酒(旧)」は「キリンホールディングス」と商号変更し、純粋持株会社となった。
ビールなどのアルコール飲料の製造・販売事業については、1998年(平成10年)に設立されグループの共通業務を担当し、純粋持株会社制の準備に当たってきた「旧・キリンホールディングス」を改称した事業子会社「麒麟麦酒(新)」に移管された。
2012年(平成24年)の到来とともに、さらなるグループ再編の一環として「製販分離」を実施。
本社に残っていた営業部門を分割し、これにグループでマーチャンダイズ事業を行っていた会社を統合させ、新会社として切り離した。
これを一時統合検討相手とされたサントリーグループに当てはめると、この会社が製造を担う「サントリー酒類(初代)」に、分離された新会社が販売を担う「サントリービア&スピリッツ」に、それぞれ相当する。
2013年(平成25年)に入ると、グループ会社のキリンビバレッジ株式会社・メルシャン株式会社とともに、国内綜合飲料事業会社として、キリングループオフィス株式会社から商号変更したキリン株式会社の傘下に移行した。
このビールは
今年で発売16年目を迎える「一番搾り とれたてホップ生ビール」は、麦のおいしいところだけを搾る「一番搾り製法」が生み出す上品な麦のうまみをベースに、とれたてのホップのおいしさが感じられる、調和のとれた飲みやすい味わいが特長です。今年は、よりオリジナルホップ「IBUKI(いぶき)」の“とれたてのホップ感”が引き立つよう、仕込条件を工夫しました。
ホップは「ビールの魂」とも呼ばれ、ビールに香りや苦みを与えます。
通常のビール造りでは、ホップを収穫後、品質を保つため乾燥させて使用するのが一般的ですが、当商品では水分が含まれている状態のとれたてのホップを生のまま凍結し、細かく砕いて使用する特許技術を用いています。
日本で良質なホップが栽培されているからこそ可能な、世界でも例を見ないホップの使い方によって、とれたてのホップの香りを楽しむことができます。
テイスティング
香りは程ほどのホップ感で、上品な感じの香り。
最初はフレッシュホップの香りがありますが、余韻は確かに一番搾りの味わい。
ちょっとホッピーな一番搾りを楽しむにはいいかも。
もっと青々していてもいいのですが。