山梨応援プロジェクトの一環であるビール。
西海岸IPAっぽいけど日本IPAらしさを捨てずにかなり強い味わいになっている。
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ビアデータ
ビール名：源流IPA
生産地:日本 山梨県
生産者：FAR YEAST BREWING
アルコール:6%
IBU(苦さ 平均15~20):
モルト:
ホップ:
タイプ:IPA
価格:550円
ブリュワリー
ビールは数千年前から愛飲され、世界各地で文化に根ざして発展してきました。
ところが前世紀に起こった工業化は、ビール飲料を世界中に普及させることには成功したものの、その一方でビール自体に「黄色い炭酸飲料」という画一的でモノトーンな印象を与える事になってしまいました。
その結果ビールは、造り手の哲学や創意工夫によってではなく、一つの商品に投下されるプロモーション費用の大きさが重要となってくる大量生産品になり、ワインや日本酒と比べると多様性のないお酒に成り下がってしまいました。
1970年代からじわじわと起こった「クラフトビール」というムーブメントは、モノトーン化してしまったビールをもう一度大衆の手に取り戻し、多種多様なビールを楽しむための動きとも言えます。
当社は個性あふれるビールを世界中に届けることで、ビールに多様性を取り戻し、「民主化していく」ことをミッションとして活動しています。
このビールは
「Far Yeast」ブランドの山梨県限定販売「源流」シリーズ。
豊かな香りが特徴のアロマホップによる洗練された上質な香りをが楽しめます。
熱処理を加えず、工場から温度管理された状態で届けることで、ビール本来のもつ「ナマ」の魅力を届けてくれます。
柑橘を感じさせるホップの香りと苦味、ほのかな焙煎モルトのフレーバーが特徴。
しっかりとしたボディで飲み応えがあり、ホップ、モルト、エステルの香りがバランスよく感じられます。
Far Yeast Brewingさんの造るビールは、容器内二次発酵などの伝統的なベルジャンスタイルの影響を受けています。
二次発酵によりビールの中の酵母を生きた状態でお客様の元に届けることができ、劣化を抑え新鮮な味わいを保つとともに、熟成して独自の香りや味わいを生みだすことができます。
独創的で多様なビールは、ベルジャンスタイルをベースに、最新のアメリカンクラフトのトレンドを取り入れながら、日本や地域のテイストによってユニークなものになるよう造られています。
東京都心から約2時間、多摩源流の大自然から生まれるビール。Far Yeast Brewingさんの源流醸造所がある小菅村は人口約700人、森林は村の総面積の95％を占めている大自然の中にあります。
そして多摩川の源流域でもあります。
源流醸造所で造られるビールは、この多摩源流の綺麗な水を仕込みにつかっています。
2020年には醸造所のある小菅村に本社機能を移転しました。
地域と繋がり共生・共創を大切にし、「山梨応援プロジェックト」を代表するように「山梨を盛り上げよう」という思いで、山梨県の素材を使い様々なMade in Yamanashiシリーズを展開しています。
テイスティング
濁りオレンジがかった黄金色。
そそぎたてはちょっと自然派系の様な生臭い香り。
すぐに消えて少しミルキーだがエッジのある柑橘系の香りに。
苦味はしっかり。
松ヤニまで行かないくらいの苦み。
余韻は長め。
