ビール サッポロビール株式会社/エビス 薫満つ(かおりみつ) (2025年3月11日~)

エビスビールの遊び心満載シリーズ。
柑橘感しっかり。
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ビールデータ
ビール名:Yebis 薫満つ(かおりみつ)
生産地:日本 東京都渋谷区
生産者:サッポロビール
アルコール:5%
IBU(苦さ 平均15~20):
モルト:
ホップ:ハラタウトラディション
タイプ:ラガー
価格:340円
ブリュワリー
1887年サッポロビールの前身「日本麦酒醸造会社」設立。
1889年目黒村三田(現在の東京都目黒区三田)に、レンガ造り3階建てのモダンな醸造場が完成。
当時、周囲には田園風景が広がっており、日本鉄道(現JR山手線)の列車が走行していた。
1980年第3回内国勧業博覧会で「恵比寿ビール」は最良好の評価を受ける。
1892年のちにビール王と称される馬越恭平が社長になってから、「恵比寿ビール」は急速に成長。
馬越は宣伝を重視し、その先頭に立って尽力した。
ハッピ姿で初荷を仕立て、正月の名物行事に仕立て上げるなど、馬越の活躍により「恵比寿ビール」が東京を代表するビールとなった。
1893年「日本麦酒株式会社」に社名変更。
この頃、恵比寿ビールの偽商標現れ告訴。
1894年恵比寿ビール発売。
1895年日清戦争の好景気で「恵比寿ビール」の売れ行きが増加。
資本金を増やし、工場拡大のため、用地買収に乗り出す。
のちに、目黒村と渋谷村(現渋谷区恵比寿)に合計3万坪強の土地を所有。
1899年新橋際(現銀座8丁目)に「恵比寿ビヤホール」を開設。
1900年「恵比寿ビール」、パリ万博で金賞を受賞。
1901年「恵比寿停車場」という恵比寿の名が付いた停車場ができる。
最初は、貨物専用駅として「恵比寿ビール」をここから各地へと出荷。1906年に旅客の取り扱いを開始し、一般の人が恵比寿駅を利用し始めた。
1904年「恵比寿ビール」米国セントルイス万博にてグランプリ受賞。
1906年日本麦酒、札幌麦酒、大阪麦酒3社が合併、「大日本麦酒株式会社」創立。
1908年今後のビール需要を狙い、目黒工場、大規模な拡張工事を実施。
1923年関東大震災、目黒工場の被害は軽微で済んだ。
1943年ビールが配給品となり、ビールの全商標は一旦名を消す。
1945年東京大空襲で目黒工場罹災。仕込設備などに被害が及ぶ。
1946年目黒工場、製造再開。
1949年大日本麦酒株式会社が分割され、「日本麦酒株式会社」設立。
1964年「サッポロビール株式会社」に社名変更。
1971年目黒工場を恵比寿工場と改称する。
1985年「ビヤステーション恵比寿」誕生。
中でヱビスが飲める青いビヤ列車が人気に。
1994年恵比寿工場跡地に恵比寿ガーデンプレイス、オープン。
このビールは
※2025年1月15日(水) 缶商品の販売方法を「数量限定」から「期間限定」へ訂正しました。
サッポロビール(株)は、ヱビスブランドの「CREATIVE BREW」第7弾商品である「ヱビス クリエイティブブリュー 薫満つ(かおりみつ)」の缶商品を3月11日(火)に期間限定で、樽商品を同日に数量限定で発売します。(注1)【2025年1月15日(水)訂正】
「CREATIVE BREW」は、ヱビスで130年以上培ってきた技術と知見を活かしながらこれまでのビールの概念にとらわれない新たなビールのおいしさや楽しさに挑戦していくヱビスブランドの独創的なラインです。
「CREATIVE BREW」の第7弾となる本商品はYBISU BREWERY TOKYOで好評だった「Artisan’s amber(アルチザンズ アンバー)」(注2)として提供されていたビールの知見をもとに開発されました。
「ヱビスビール」が誇るドイツ産ホップ「ハラタウトラディション」の可能性を追求し、収穫後、極力熱をかけずに丁寧に香りを引き出し、さらに発酵温度もきめ細かく調整することで、ヱビス酵母由来のフルーティーな香りがホップの瑞々しい香りを包み込み、重層的で奥行きのある薫りを実現しました。
パッケージは空気の流れが折り重なるイラストを配置して薫りが満ち溢れている様を視覚的に表現し、上質なデザインに仕上げました。
「CREATIVE BREW」の商品開発を担うのは、「YEBISU BREWERY TOKYO」で醸造を担当するChief Experience Brewerの有友 亮太(ありとも りょうた)です。若手醸造家ならではの感性や現代の製法や技術を取り入れながら、お客様に驚きを届け、ビールの新しい魅力を創造していくことを目指し、ヱビスならではの上質なおいしさ、そして、独創的な商品をご提案していきます。
130 年を超える歴史を持つヱビスは、ビールの可能性を更に追求し続け、これからもお客様の心を満たし、前に進む意欲を高めていくことで、世の中に前向きな変化をもたらせるよう挑戦を続けてまいります。
(注1)樽商品は「YEBISU BAR」「TAPS BY YEBISU」「サッポロビール九州日田工場」で取り扱う予定です。
(注2)https://www.sapporobeer.jp/news_release/0000017167/
【Chief Experience Brewer:有友 亮太からのコメント】
「ヱビス クリエイティブブリュー 薫満つ」はYEBISU BREWERY TOKYOで提供して好評だった「Artisan’s amber」(注2)で挑戦した原料、製造方法の温度へのこだわりを活かしています。
ヱビスビールで使われているハラタウトラディションのおいしさを、どこまで引き出せるかということに挑戦をし、ホップは加工時に極力熱をかけず、発酵はやや温度を上げることで、それぞれの魅力を最大限引き出しつつ調和のとれた香味に仕上げました。
上質で華やかな香りが複層的に感じられるヱビスを通して、おいしさへの追求に対する醸造家の細やかな工夫を感じていただけると嬉しいです。
<プロフィール>
2012年サッポロビール入社。
サッポロビール北海道工場でビール醸造を担当した後、酒類技術研究所にて酵母の研究に取り組む。
その後、ドイツへ留学し、Brewmaster(ブリューマスター)の資格を取得。
帰国後は新商品開発や研究を行う。4月に開業した「YEBISU BREWERY TOKYO」の醸造を担当。
テイスティング
色は濃い黄金色。
柑橘の尖った香り。
苦味しっかり。
後味はすっきり。