以前から気になっていて、初めて飲んでみたビール。

甘い…めちゃくちゃ甘い…
ビールが飲めない人でも飲めると思います。

 

ビアデータ

ビール名:横手大澤葡萄ラガー
生産地:日本 秋田県仙北市田沢湖田沢春山37−5
生産者:湖畔の杜ビール
アルコール:3.5%
IBU(苦さ 平均15~20):
モルト:
ホップ:
タイプ:フルーツビール
価格:866円

ブルワリー

日本人が愛してきた食と、日本人が独自に培ってきたビール文化とともに
日本人は明治の頃から、ずっとビールを愛してきた。
ずっとピルスナーというビールを愛し、そして飲み分けてきた。
そんな民族は他にいるだろうか。
そんな日本人が培ってきたビール文化を心に据えて、日本人が愛するビールを造らなければと「湖畔の杜ビール」は考えます。
体にしみ込んでいくような味わい、それが「湖畔の杜ビール」の身上です。

お料理の「素材の元気さや滋味深さを活かす味わい」
湖畔の杜ビールが、ビール作りで念頭に入れている事。
全ては自然の恵みに感謝して。

秋田県田沢湖は大自然の中にあります。
自然の恵み溢れる湖畔から、地元の原料を取り入れたビールをはじめとして、慈しみ醸された味わいの数々をお届けいたします。
湖を吹き抜ける一陣の風のような爽やかな味わいをお愉しみ下さい。

当社では麦汁のつくりにこだわっております。
まずビールの原料、麦芽を口に入れ、甘さを確認する。
データだけに頼らない醸造士としてのこだわりです。
ビール酵母が安心して醗酵できる環境を造るという事は、まずは原料を極めること。
そしてその原料を使って仕上げられる麦汁の質を最高に高めること。
醸造士はまずはここに真剣に向き合います。

2釜式が通常の中、湖畔の杜ビールの仕込み釜は3基。
奥から煮沸釜、中がろ過釜、そして一番手前が看板ビールの「あきたこまちラガー」を造るのに欠かせないライスクラッカー。
この釜はお米を糖化させる機能の他、味わいの微調整に欠かせない釜となっています。
言わば湖畔の杜ビールらしさを表現する心臓部と言ってよいでしょう。
あらゆるところで拘る、それが湖畔の杜ビールの美味しさに繋がっているのです。

醸造士によって神経を研ぎ澄まして作られた麦汁は、発酵タンクに入りここでビール酵母と出会います。
ビール酵母がおとなしい時は元気付け、活発すぎる時は少しいさめ、常に酵母の声に耳を傾け、そしてその命を尊重してビールを仕上げていきます。
じっくりと熟成し、仕上がったビールはこのタンクの中で酒出しを待ちます。
酒出しを待つタンクの中は、劣化の原因である酸素を排除しております。
湖畔の杜ビールは、出来たての最高の美味しさをキープする為に完成してからも徹底して品質を守り、新鮮なまま皆様にお届けしています。

地ビール醸造が解禁になり大手ビールメーカーとは違うつくり方をした種類のビールが飲めるようになりました。
大手メーカーが100年近くもの間つくり続け、日本人がビールだと思ってきたのはチェコ生まれのピルスナー種。
低温で活性化する酵母を使い、淡黄色のボディと白い泡立ちが特徴的なラガービールです。
これに対し多く地ビールメーカーが取り組んだのは、伝統的製法によるエールタイプのビールづくりでした。
常温で活性化する酵母を使い短期間で仕上がるエールは、品質の安定性に欠けるものの蔵出しですぐ飲む限りは問題ありませんでしたし、失敗が少ないビールとしても歓迎されました。
また様々なバリェーションで新しいビールの楽しみ方を提案した功績は大きいと思います。

各地のブルワリーから、様々なビールづくりが試行され技術力の向上で素晴らしい味わいのビールも生まれるようになりました。
国際的な品評会でも日本の地ビールが注目を浴びています。
しかし地ビールに対する世間の評価はいつの間にか「まずいのが個性のビール」になっていました。なぜか?

私たちのビールづくりは「地ビールはエールから入ったこと事体に無理があったのではないか?」という疑問からスタートしました。
これぞ本場の製法と喧伝したところで最初の一杯止まりではないのか、本当にビールとして定着してきたピルスナーの歴史そのものを否定して良いのだろうか、そして日本人の心に響くビールって何だろう?と求め続けていった結論は、日本に生まれ秋田で育った自分の味覚を信じることでした。
私たちのビールは外国人醸造技師の手を借りることなく日本人の感性のみで造り上げたビールです。
納得できるビールを提供するために、吟味に吟味を重ね最高の醸造環境を手に入れたと自負しています。
自分たちの舌で納得した品質のビールしか蔵出ししていません。
私が原料の吟味からグラスへ注ぐまでの全てを見守ってきた出来立てのフレッシュビールです。
だから素材の持ち味を引き立てるORAE料理にピッタリな、ビールとしてお勧めすることができます。
田沢湖を吹き抜ける山の清風と共に爽やかさをお楽しみください。

このビールは

古くから秋田県横手市大沢地区で育まれてきた葡萄。
樹上完熟の伝統の美味しさと麦との物語。
まるでワインであるかの様な葡萄果汁は、その芳醇さに驚きを覚えます。
麦と秋田こまち米を原料に、その土地に順化して命を育み続けて来た豊かな大沢葡萄の味わいの世界を存分に活かしました。
非常に微炭酸で優しいアルコール感と芳醇な葡萄感、また素材から来る自然な甘みをお愉しみ下さい。
アルコール分も3.5%と低め (当社比) でフルーティーな飲み口です。
チーズやナッツなどをおつまみにお愉しみ頂く他、色々なフルーツを浮かべてフルーツポンチの様にしてもお愉しみ頂けます。

テイスティング

濁り紫色。
香りは確かにブドウ。
味わいもブドウでアルコール感は皆無。
そして物凄く甘い。
ホッピーな味わいのクラフトビールばかり飲んでいたのでこの甘さは驚き。

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