静岡県のマイクロブルワリー。

翠雨は初夏に雨が青葉を濡らす様、霹靂は急な雷鳴。
かなり詩的な日本の情景が思い浮かぶビール名。

 

ビールデータ

ビール名:翠雨霹靂
生産地:日本 静岡県静岡市清水区蒲原東170-1
生産者:HORSEHEAD LABS株式会社
アルコール:5%
IBU(苦さ 平均15~20):
モルト:
ホップ:
タイプ:シトラスインフューズドIPA
価格:860円

ブルワリー

わたしたちは 生まれたての小さな醸造所です。
そらからおちた ひとしずくの雨が 大地に染み 河を成し やがて大海をつくるよう この醸造所の旅は 今 ここから始まります。
種を播き 雨を乞い 実りを待つ。
そして醸す。
理想に向かって 一歩ずつ 一歩ずつ。
明日はもっと素敵なものをつくろう。

東海道15番目の宿場町、蒲原がわたしたちの拠点。
田子の浦と呼ばれたこの地で、歌人の山部赤人は白雪を戴く富士を仰ぎ、浮世絵師の歌川広重は深々とした雪夜を想像しました。
かつて荷物を運ぶ人馬や旅人が多く行き交った古の道は、今は夕凪のような静かな時間が流れています。

太陽と潮風を感じるこの場所から日本各地、そして世界へ向けて。

【シンボル】
憤怒の相で諸悪を毀壊する馬頭観音さまが私たちのシンボルです。
馬や動物たちを守る菩薩さまともいわれています。

当社工場敷地の片隅には馬頭観音さまの小さな石柱が鎮座しています。
かつてこの宿場町が賑やかだった頃、荷運びで人々を助けた牛馬の守護や救済を願いつくられたのだと想像します。

このビールは

【+イイコト】
公益社団法人アニマル・ドネーションを通じて、本製品の売上1本ごとに2円を動物保護活動に寄付させていただきます。
美味しく飲んで プラスでイイコト。
アニマル・ドネーションの活動については以下のURLをご覧ください。
https://www.animaldonation.org/various_donation/iikoto/

【ブリューイングノート by Unix】
那由多10^60を始めて醸したとき、最初に感じたイメージは「器(うつわ)」。
ホップの配合からしてかなり複雑な液種でありながら、性質の異なる物質も受け止められる懐の深さや余裕のようなものを直感した。
そこでスピンアウトの第一弾に選んだのは、瑞々しい柑橘類を融合させたCitrus Infused IPA。
アルコール度数を少し下げ、最高品質のレモン及びオレンジゼスト(※)を発酵前期・後期それぞれで投入、
レモングラスのような初夏の青々しい若葉をイメージしたフレッシュな一杯に仕上げました。

※果実外果皮(フラベド)部分を削り落としたもの。対して白いワタ(アルベド)は不快な苦みがあり使用しない。

【おすすめペアリング】
トルティーヤアヒージョシーフード料理
おすすめペアリングがあればXInstagramで教えてくださいね!

テイスティング

薄濁りレモン色
柑橘の香りは優しく、尖った部分が無い。
味わいも柑橘が口腔内で優しく広がり、喉を潤す。
苦味は少なく、しっとりと長く飲み続けられる。

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