最近エビスビールの中で流行っていると思われる新進気鋭の醸造家が作るシリーズ。
香りと味わいが甘過ぎて飲み疲れてしまった。
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ビールデータ
ビール名:ヱビス オランジェ
生産地:日本 東京都渋谷区
生産者:サッポロビール
アルコール:6%
IBU(苦さ 平均15~20):
モルト:ピルスナー麦芽、濃色麦芽、小麦麦芽
ホップ:カスケード
タイプ:エール
価格:238円
ブリュワリー
1887年サッポロビールの前身「日本麦酒醸造会社」設立。
1889年目黒村三田(現在の東京都目黒区三田)に、レンガ造り3階建てのモダンな醸造場が完成。
当時、周囲には田園風景が広がっており、日本鉄道(現JR山手線)の列車が走行していた。
1980年第3回内国勧業博覧会で「恵比寿ビール」は最良好の評価を受ける。
1892年のちにビール王と称される馬越恭平が社長になってから、「恵比寿ビール」は急速に成長。
馬越は宣伝を重視し、その先頭に立って尽力した。
ハッピ姿で初荷を仕立て、正月の名物行事に仕立て上げるなど、馬越の活躍により「恵比寿ビール」が東京を代表するビールとなった。
1893年「日本麦酒株式会社」に社名変更。
この頃、恵比寿ビールの偽商標現れ告訴。
1894年恵比寿ビール発売。
1895年日清戦争の好景気で「恵比寿ビール」の売れ行きが増加。
資本金を増やし、工場拡大のため、用地買収に乗り出す。
のちに、目黒村と渋谷村(現渋谷区恵比寿)に合計3万坪強の土地を所有。
1899年新橋際(現銀座8丁目)に「恵比寿ビヤホール」を開設。
1900年「恵比寿ビール」、パリ万博で金賞を受賞。
1901年「恵比寿停車場」という恵比寿の名が付いた停車場ができる。
最初は、貨物専用駅として「恵比寿ビール」をここから各地へと出荷。1906年に旅客の取り扱いを開始し、一般の人が恵比寿駅を利用し始めた。
1904年「恵比寿ビール」米国セントルイス万博にてグランプリ受賞。
1906年日本麦酒、札幌麦酒、大阪麦酒3社が合併、「大日本麦酒株式会社」創立。
1908年今後のビール需要を狙い、目黒工場、大規模な拡張工事を実施。
1923年関東大震災、目黒工場の被害は軽微で済んだ。
1943年ビールが配給品となり、ビールの全商標は一旦名を消す。
1945年東京大空襲で目黒工場罹災。仕込設備などに被害が及ぶ。
1946年目黒工場、製造再開。
1949年大日本麦酒株式会社が分割され、「日本麦酒株式会社」設立。
1964年「サッポロビール株式会社」に社名変更。
1971年目黒工場を恵比寿工場と改称する。
1985年「ビヤステーション恵比寿」誕生。
中でヱビスが飲める青いビヤ列車が人気に。
1994年恵比寿工場跡地に恵比寿ガーデンプレイス、オープン。
このビールは
初めての「副原料※」となる「オレンジピール」
※平成30年の税制改正後、ビールへの使用が新たに認められた副原料
「CREATIVE BREW」は「つくろう、驚きを、何度でも。」を合言葉に掲げ、ヱビスで100年以上培ってきた技術と知見を活かしながらこれまでのビールの概念にとらわれない新たなビールのおいしさや楽しさに挑戦していくヱビスブランドの新ラインです。
第2弾となる今回は、ヱビスブランド130年以上の歴史の中で初めての「副原料」となる「オレンジピール」に着目しました。
オレンジピールを選んだ理由
ヱビスならではの豊かな味わいをもっと追求していくなかで、「オレンジピール」に着目しました。
オレンジピールはベルギービールなどでは古くから使われている原料の一つですが、今回初めてヱビスで採用し、上質な味わいに仕上げました。
ヱビスらしさであるふくよかな香りとコクに、オレンジピールが加わることでどこまで豊かになれるのか。
柑橘特有の香りと味の余韻をプラスし、新たな味わい(ヱビスらしさの増幅)に挑戦しています。
徹底的に吟味されたオレンジピール
画像:カリフォルニアオレンジ畑
ヱビスならではの上質なおいしさを守りながら味わいの幅を広げるため、オレンジピールの選定には徹底的にこだわりました。
産地別に試醸を行った結果、今回はフルーティさを感じられたカリフォルニア産を選択しました。
使用量に関しても複数のパターンで試醸を行い最適な量を見つけ出しました。
オレンジピールに相性の良いホップと麦芽
ホップに関しても、30種弱の中から最もオレンジピールと相性の良い柑橘のホップを実際の香りで確認した結果、柑橘を想わせる香りが特徴的な「カスケードホップ」を一部使用しています。
麦芽に関しては、ピルスナー麦芽×濃色麦芽※×小麦麦芽※ を掛け合わせ、濃厚ながらもまろやかで飲み続けたくなる味わいを実現しました。(※一部使用)
3種の麦芽と厳選されたホップ、そしてオレンジピールによって実現された、ヱビス史上初のオレンジ香る濃厚な味わいで、幸せなひとときを彩ります。
テイスティング
ブラウン。
華やかな「プレミアムモルツ香るエール」の様な香り。
味わいは角の無いもったりした味わい。
モルトの甘味。
甘くて後半飲み飽きてしまう。