今となっては地方名でさえも高くて手が出ないエマニュエル・ルジェ。

エノテカの47万円という価格は高過ぎな気もしますが…
ネットでは20万前後で購入できる模様。

 

ワインデータ

ワイン名:Echézeaux Grand Cru
生産地:France > Bourgogne > Côte de Nuits > Flagey-Echézeaux
生産者:SAS Rouget Père & Fils (SAS ルジェ・ペール・エ・フィス)
品種:Pinot Noir (ピノ・ノワール)
スタイル:Red Wine

ワイナリー

ドメーヌ・エマニュエル・ルジェは1985年に始まりました。
これはブルゴーニュの基準ではごく最近のものです。
しかし、その間に世界中のコレクターの間でほぼ神話的な地位を獲得しました。
フラジェ・エシェゾー村にあるドメーヌの所有権は、主にヴォーヌ・ロマネ、ヴォーヌ・ロマネ1級、およびエシェゾー特級を含みます。
コート・ド・ニュイ、サヴィニー・ボーヌ、ニュイ・サン・ジョルジュにも所蔵があります。

ルジェの歴史は、エマニュエルの叔父である有名な作り手アンリ・ジャイエと永遠に結びついています。
1980年代初頭までに、アンリはすでにブルゴーニュで最も伝説的なワインメーカーの1つになり、ブルゴーニュおよび世界中の若い作り手の世代に影響を与えていました。
アンリはドメーヌの将来について考え始めました。
彼には娘が2人いましたが、どちらもワインを作ることに興味がありませんでした。
1985年、彼は甥のエマニュエル・ルジェを後継者として育て、ブドウの木のいくつかを彼にリースし始めました。
長年にわたり、ますます多くのブドウをリースしました。
2001年彼の引退後、2002年からルジェのセラーで醸造されたジョルジュ・ジャイエのブドウを含め、すべてのブドウはエマニュエル・ルジェの管理下に置かれました。
2011年以降、ドメーヌの管理はエマニュエルの二人の息子、ニコラとギヨームがしています。
ニコラはブドウ畑を見守っていますが、ギヨームは主にワイナリーにいます。

2018年に従来は別会社だった「ドメーヌ・エマニュエル・ルジェ」と「ドメーヌ・ニコラ・ルジェ」を新会社「SAS ルジェ・ペール・エ・フィス(SAS Rouget Pere & Fils)」に統合。

このワインは

エシェゾーは、ブルゴーニュ地方コート・ド・ニュイ地区の赤ワインの原産地統制呼称(AOC)およびグラン・クリュの畑であり、ピノ・ノワールを主要品種としている。
フラジェ・エシェゾーのコミューンの中にあり、ヴォーヌ・ロマネ、ヴージョ、シャンボール・ミュジニーのコミューンに挟まれた土地にある。
エシェゾーは、東にクロ・ド・ヴージョとその壁、グラン・エシェゾー、北にシャンボール・ミュジニーの畑、西にヴォーヌ・ロマネの畑の一部、南にヴォーヌ・ロマネのプルミエ・クリュの畑レ・スショと接している。
AOCは1937年に創設された。

テイスティング

濃いルビー色が美しく輝いています。
退色の兆候はまだ見られず、深みのあるルビーガーネットの色合いが特徴的です。
熟成したピノ・ノワール特有のダシのような香りが感じられ、、ハーブやスパイスなどの複雑なアロマが混じり合い、時間の経過とともにカラメルの甘い香りも現れます。
ブルーベリーや、バニラ、アジアンスパイスといったフルーツやスパイスの香りも豊かで、非常に華やかな香りが漂います。
最初に感じるのは、しっかりとした酸味とフレッシュな果実味です。
アタックはやや軽めですが、まろやかな果実味が広がり、生き生きとした酸味が後を追います。
タンニンは繊細で、酸とのバランスが特徴です。
アルコール度は中程度で、余韻は長く続きます。

飲んだ日:2024-04-12
飲んだ場所:マンジェ・エ・ボワール・ナガオ
価格:470,250円
インポーター:エノテカ

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