最近また飲み始めたブルワリー。

ハバネロっぽい香りはあるが、辛さは程々。


 

ビアデータ

ビール名:HABANERO-MAN IPA
生産地:日本 長野県下高井郡山ノ内町大字平穏
生産者:玉村本店
アルコール:8%
IBU(苦さ 平均15~20):71
モルト:マリスオッター
ホップ:
タイプ:インペリアルIPA
価格:594円

ブリュワリー

清酒『縁喜』の酒蔵は、北信州は志賀高原の麓にございます。
初代喜惣治が、この地に創業したのが文化ニ年(1805年)、屋号の玉村は、初代が酒造りの修行をした上州玉村(現在の群馬県佐波郡玉村町)にちなんだものです。
山紫水明なこの地の清冽な水、清澄な空気、寒冷な気温の中で醸し出された酒は、約210年余の長きに亘り、多くの方々に愛され、育てていただいてまいりました。

今でこそ、スキーヤーのメッカとして全国に有名な志賀高原も、その昔は松代藩に属した未開の地であり、御用係として奥山林の調査を命ぜられた佐久間象山が、「星の井(当時の銘柄名)」の酒九樽を、氏神様(天川神社)に献上して無事を祈った程でした。
その後、旧草津街道として旅人の往来も増え湯治場(湯田中・渋温泉郷)のお酒としても親しまれて参りました。
明治40年には、明治天皇御用品として宮内省お買い上げを賜り、その後大正天皇御大典を機に、銘柄を「星の井」から当主喜惣治の名にちなんで「縁喜」に改めました。
また、当家では、新嘗祭の献上米を大正14年に御共進した実績があり、現在はその水田で収穫された美山錦が酒造りに使用されています。
これからも、均質化のすすむ地方の、万人受けする酒ではなく、個性ある田舎の、個性ある酒を、丹念に適正規模つくり、目の届く範囲で、責任をもってお届けしたいと思います。
小さくても、味は全国トップの水準を目指し、この酒を飲むためにもここに来たいと思っていただける酒をつくることによって、地域の魅力向上に貢献して参りたいと思います。

このビールは

新作、ハバネロマン IPA / HABANERO-MAN IPA with Habanero-Man’s “RIPE” Habanero 発売です!
もちろん、ハバネロマンが大阪の自分の畑で自家栽培して、自ら収穫、選別して送ってくれたものです。
実は、去年はハバネロが大凶作。
ハバネロマンのホットソースも、昨年の時点で業務用の販売をストップせざるを得なくなった状況。
にもかかわらず、ぼくらのビールのために、その貴重なものを分けてくれました。

こちらは、しっかり熟したタイミングで収穫したものを使用。
色はきれいなオレンジです。
実は、いままでこの完熟のハバネロは、1t IPA と組み合わせて、1t IPA Habanero としてリリースしてきました。
でも、今回は、ハバネロマンセゾン同様に、この完熟のハバネロの特徴を最大限に表現できるようにと、ベースのIPA を一からつくりました。

House IPA と同様に、マリスオッター 100%でつくったボディに、アメリカの3種のホップと、NZの新しい品種を組み合わせました。
セゾンの方は、ホップの香りをやや控えめにしたと書きましたが、こちらに関しては、苦味は House IPA なんかよりも控えめにする一方で、香りはハバネロの香りをイメージしながら、お互いを高め合えるようにとアロマホップはたっぷり。
これが、かなりうまくいったのではと思っています。

完熟のハバネロならではの、オレンジやマンゴーみたいななんかを思わせる、フルーティーで甘やかな香りを、華やかなホップが強調する感じ。
こちらも、「罰ゲーム」的ではないバランスに仕上がったと思いますが、しっかり辛いです。
House IPA なんかよりも IBU (=International Bitterness Unit) は低いと書きましたが、もし IHU (=International Hotness Unit) なんてものがあるとしたら、IBU + IHU 的には、House IPA と同等のイメージ!?
爽快な苦味と辛さの効果で、8.0% を 感じないくらいに爽快でドライな仕上がりです。
いろんな料理と一緒に楽しんで欲しいです。
ラベルの色のイメージ通り、同時発売のハバネロマンセゾンはグリーン、IPA はオレンジな印象。
IPA の方は、BBQ とか ハンバーガーとか、グリルした赤身の肉なんかバッチリかなと思います。

こちらは、セゾンよりもちょっと大きめの一仕込です。

超貴重なハバネロをつかわせてもらえるということで、とても緊張して臨んだのですが、すごくいい感じに仕上がったと思っています。
もちろん、「辛いの苦手」な人に無理におすすめしませんが、ぼくらが目指す「最良の食中酒」の一つの形として、とても手応えを感じています。
同時発売のハバネロマンセゾンと、両方飲みくらべていただければ、”グリーン” と “完熟”のハバネロの違いを、感じていただけるかなと。

思い入れたっぷりの特別な1本。
どうぞよろしくお願いします。

限定 5926本

テイスティング

濁りオレンジ色。
籠った柑橘系の香り。
一瞬ハバネロの辛さは感じず…その後に辛い波が来そうな感じはあるものの、結局波が来ない…
IPAの苦味は有るものの、ハバネロ感は少なめ。
セゾンの方が辛い

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