最近また飲み始めたブルワリー。
苦味もモルトもしっかりと出してくる。
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ビアデータ
ビール名：Fresh Hop Pils
生産地:日本 長野県下高井郡山ノ内町大字平穏
生産者：玉村本店
アルコール:5%
IBU(苦さ 平均15~20):31
モルト:
ホップ:
タイプ:ピルス
価格:471円
ブリュワリー
清酒『縁喜』の酒蔵は、北信州は志賀高原の麓にございます。
初代喜惣治が、この地に創業したのが文化ニ年（1805年）、屋号の玉村は、初代が酒造りの修行をした上州玉村（現在の群馬県佐波郡玉村町）にちなんだものです。
山紫水明なこの地の清冽な水、清澄な空気、寒冷な気温の中で醸し出された酒は、約2１0年余の長きに亘り、多くの方々に愛され、育てていただいてまいりました。
今でこそ、スキーヤーのメッカとして全国に有名な志賀高原も、その昔は松代藩に属した未開の地であり、御用係として奥山林の調査を命ぜられた佐久間象山が、「星の井（当時の銘柄名）」の酒九樽を、氏神様（天川神社）に献上して無事を祈った程でした。
その後、旧草津街道として旅人の往来も増え湯治場（湯田中・渋温泉郷）のお酒としても親しまれて参りました。
明治40年には、明治天皇御用品として宮内省お買い上げを賜り、その後大正天皇御大典を機に、銘柄を「星の井」から当主喜惣治の名にちなんで「縁喜」に改めました。
また、当家では、新嘗祭の献上米を大正14年に御共進した実績があり、現在はその水田で収穫された美山錦が酒造りに使用されています。
これからも、均質化のすすむ地方の、万人受けする酒ではなく、個性ある田舎の、個性ある酒を、丹念に適正規模つくり、目の届く範囲で、責任をもってお届けしたいと思います。
小さくても、味は全国トップの水準を目指し、この酒を飲むためにもここに来たいと思っていただける酒をつくることによって、地域の魅力向上に貢献して参りたいと思います。
このビールは
今シーズンの Harvest Brew シリーズの最後となる第3弾。
今シーズンも Harvest Brew シリーズの最後はこれです。
Fresh Hop IPA 同様、この時期の定番として育つのを願って生まれて、今年で4回目の登場です。
5.0%、IBU31。
仕込み当日に収穫した信州早生を、アロマホップとしてふんだんにつかって、伝統的ドイツの手法（デコクション+クラウゼニング）で仕込み、２ヶ月以上熟成しました。
同じ無濾過で長期熟成で仕上げたのですが、現在発売中の SHIGA KOGEN PILS!? がクリアなのにくらべて、やや曇りを帯びているのは大量のホップのせいなのか。
モルトの味わいをしっかりと感じられながらも、ホップの爽快な苦味が際立つドライなフィニッシュという点では、通常の Pils と同様なのですが、柔らかなみずみずしさは生ホップゆえ。
生ホップ版の方が、”グリーン”な印象の中に、白ブドウのようなフルーティーなニュアンスを感じます。
やっぱり、からだにスーッと染み入る感じが最大の特徴。
先行で開栓した収穫祭でも大人気。
何杯も飲めちゃうやつです。
思い入れの強い特別な季節のビール。
仕込みサイズは、通常のラガー系よりは多めですが、1バッチ分です。
先行で発売中の Fresh Hop IPA、Fresh Hop Ale も、もうちょっとだけありますので、あわせてよろしくです！
アルコール度数 : 5.0%
ビアスタイル : ピルスナー
限定 3366本
テイスティング
濁り黄金色。
苦味を想起させる柑橘系の香り。
余韻の長い苦味。
オレンジの皮のような味わい。
後半モルト感がしっかり出てくる。