良質なワインを生み出しているワイナリー。
甘い香りに酸がしっかりの味わい。
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ワインデータ
ワイン名:でら mamma mia!
生産地:Japan > Yamanashi
生産者:ダイヤモンド酒造
品種:Delaware (デラウェア)
スタイル:Sparkling Wine(White)
ワイナリー
勝沼町のぶどう栽培とワイン造りの長い歴史の中に、会社の歴史もあります。
1877年(明治10年)10月10日、高野正誠(25歳 )と土屋隆賢(19歳)はぶどう栽培とワイン醸造の技術を習得する為、フランスを目指して横浜港を出帆した。
勝沼町の軌跡をたどると、やがてこの二人の青年にたどりつく。
1989年9月この二人のモチーフを町のシンボルマークとして制定し、国道20号線沿いや町の要所におかれている。
1939年近在の農家が集まって、当家屋敷地内で自分たちの飲み料ワインを醸造したのが始まりで、当時は「石原田葡萄酒醸造組合」と称しました。
1964年税務署の要請で各農家の持ち株を買い取り(株)ダイヤモンド酒造を設立、近代化をはかり現在に至っております。
このワインは
2023年に山梨県甲州市で収穫した種有りデラウェアを使用。補糖、補酸はせず、亜硫酸塩も使用していません。
(裏貼りに「酸化防止剤含有(亜硫酸塩)」と記載してあるのは、発酵中に亜硫酸塩が自然発生するためです。
やや濃いめで濁りのあるオレンジを帯びたイエローの色調で、デラウェア特有の杏子、花梨、洋梨などの豊かな果実香があり、また和の柑橘系の香りも感じられます。
完全に清澄する前にボトリングをし、その後は無濾過のためやや濁りがあります。
少し微発泡していますので、はつらつとしてシャープな喉越しで、爽やかな酸味と果実の甘み、アフターに心地よい渋みも感じ、フレッシュで若々しい印象です。
スキンコンタクト(搾汁したブドウ果汁と果皮、種をしばらく接触しておく)をしているため、香り、味わいともにしっかりとし、フルーティーでフレッシュなやや辛口のワインです。
しめ鯖、鶏のから揚げ、餃子、春巻き、リンゴやキウイなどを使ったフルーツサラダなどと相性が良いです。
やや辛口8℃~10℃位がおすすめです。
無濾過のため、濁りがありますが、人体への影響はございませんので安心してお召し上がりください。
また、寒い時期は瓶の底に白い酒石酸がありますが人体に影響があるものではありません。
静かにグラスに注いで頂ければ酒石酸はグラスに入りませんので飲みやすいと思います。
また、抜栓直後はやや還元的な香りを感じる場合がありますので、抜栓後しばらく(10分ほど)してからお召し上がり下さい。
※「Mamma mia」は、補糖も補酸もせず、亜硫酸塩も使用せずにブドウをそのまんま発酵させたので、遊び心で付けた名前です。
テイスティング
濁りロゼ色。
デラウエアの甘い香り。
香りは甘いのに酸味しっかりで脳がバグる。
飲んだ日:2023-10-15
飲んだ場所:オアシス
価格:1,870円