戦国武将や歴史の有名人の名前がついていることで有名な反射炉ビヤ。

苦さ数値は低いのにしっかりホップ感があるヴァイツェン。

 

ビアデータ

ビール名:WEIZEN KYOUKI RANBU
生産地:日本 静岡県
生産者:KURAYA NARUSAWA
アルコール:6%
IBU(苦さ 平均15~20):5
モルト:
ホップ:HBC586他
タイプ:ホッピーヴァイツェン
価格:660円
インポーター:

ブリュワリー

江戸時代末期、伊豆韮山で代官を務めた江川太郎左衛門英龍が発案した反射炉の建設。
清(現在の中国)沿岸地域で1840年に勃発したアヘン戦争への危機感から、国防のために鉄砲を鋳造する反射炉が必要だと提言したのです。
新しい技術に着眼した太郎左衛門はその先見の明が高く評価され、伊豆韮山の一代官でありながら幕府に入閣するほどの出世を果たしました。

1857年に韮山反射炉が完成し、1864年まで実際に大砲が鋳造されるも、明治維新を経て伊豆韮山反射炉は短い役目を終えます。
やがて幕府直営から江川家の私営となり、明治維新が起こると陸軍省による補修工事を実施。1922(大正11)年に史跡指定され、内務省に移管されました。
その韮山反射炉の目の前で製茶業を運営してきた蔵屋鳴沢は、明治時代、良質な湧き水を利用して日本酒を製造する酒蔵として、そして、韮山反射炉を訪れる観光客をもてなすために茶店も開店しました。

1994年に酒税法が改定されると、小規模業者でもビール市場に参入できるようになりました。
美味しいビールを提供すれば、韮山反射炉を訪れるさらに多くの方々に喜んでいただけるのではないか。
そう考えて創設されたのが、反射炉ビヤです。
未来を見据えて新しいものを取り入れた太郎左衛門の見識への敬意を込め、伝統と革新を両立しながらビールを造り続ける意思を反射炉ビヤの名に表現しました。

このビールは

アメリカの最新ホップをメインに、反射炉ビヤ『ホッピーヴァイツェン』がパワーアップして新登場!
今回はキーホップとしてアメリカの最新ホップ品種「HBC586」を使用。マンゴー、グァバ、ライチ、柑橘、ハーブなど「HBC586」の持つ特有の個性とヴァイツェン特有のクローブやバナナを連想させるエステルがうまく重なり、色とりどりな果実のフルーティーなアロマとフレーバーがいっぱいに広がります!

【造りのこだわり】
アメリカのホップブリーディング会社が試験的に開発する最新ホップ「HBC586」をキーホップとして使用することで、特有のフルーティーなアロマと、ヴァイツェン酵母特有のクローブやバナナのエステルが アロマとフレーバーを形作ります。
味わいとして小麦麦芽の滑らかさと、ほんのりとした酸味で味を締めています。

テイスティング

ホッピー。
甘い香り。
柑橘系の香りが口腔内に籠る。
ヴァイツェンっぽくない。
苦味しっかり。

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