あの格式高いというイメージのゴディバですが、ゴディバ・ジャパンは韓国投資会社の傘下になっており、大元の会社はトルコの食品企業・ウルケルの子会社になっております。

有名会社とはいえ、身売り合併吸収無しには現代までブランドとして生き残れない世知辛さ。
手土産でいただいたのでシャンパンでも飲みながらおつまみとして食してみました。

ゴディバ

名称は、イングランドの伝説に出てくるゴダイヴァ夫人(Lady Godiva)に由来する。
そのロゴマークも、*ゴダイヴァ夫人の有名な伝説にのっとり、馬に乗った裸の女性である。
ゴダイヴァ夫人の英語の発音は「ゴダイヴァ」に近いが、フランス語での発音は「ゴディヴァ」に近い。
このためベルギーのチョコレートメーカーとブランド名として、日本語での表記と発音は「ゴディバ」とすることが多い。
*11世紀イングランドの女性。英国伯レオフリックの夫人で、自身も後に領主となった。夫レオフリックの圧政を諌めるためコヴェントリーの街を裸で馬に乗って行進したという有名な伝説が残っているが、中世を専門とする歴史家の見解は、これは史実ではないことで一致している。
美談捏造かよ!

1926年、ジョセフ・ドラップスが「ショコラティエ・ドラップス」をブリュッセルにて設立した。
1956年、4人の子供達が社名を「ゴディバ」に変更し、販売店をグランプラス広場に開業、1958年にはパリのサントノーレ通りに販売店を開いて国外進出を果たした。
1966年にはキャンベル・スープ・カンパニーの支援を受けてアメリカにも進出した。アメリカ最初の店舗はフィラデルフィアの百貨店Wanamaker’s内のショップだった。
ニューヨーク5番街に進出したのと同じ1972年にキャンベル社が買収し、その傘下に入る。

アジアでは、1972年に東京日本橋三越に第1号店をオープン、1998年には香港、2009年に台湾、シンガポール、中国に、2010年にトルコに進出している。
2007年12月、経営戦略の違いなどからキャンベル社は売却を決め、トルコの企業であるユルドゥス・ホールディングス(同国最大の食品企業「ウルケル・グループ」の親会社)が買収するにいたった。
2014年現在、世界80カ国以上に進出し、450か所の直営店とさらに多くの販売店をもつほか、ロンドンのカフェ・ゴディバの経営や、インターネットを通じた通信販売事業も手掛けている。

日本国内における展開
日本法人として、ゴディバ・ジャパンが輸入・販売を行っている。
1972年(昭和47年)に日本橋三越に第1号店をオープンさせて以来、2014年現在、約250の店舗を構えている。
そのうちの百貨店に入居する127店舗は、日本国内の販売開始以来契約している片岡物産が運営している。
この契約は2015年3月末で終了し、ゴディバ・ジャパンの直営店へと変更された。

2018年(平成30年)2月1日、日本経済新聞のみに『日本は、義理チョコをやめよう』と全面広告が掲載された。
ゴディバ・ジャパンのシュシャン社長は「あげる人にとって楽しいバレンタインデーかどうか、それが最も重要なこと。義務感や形式や慣習からではなく、もっと自由に、感謝や愛情を表現する日として楽しんでいただきたい。」とコメントした。
2月14日のバレンタインデーに、セクハラ・パワハラに近い感情を持つ人も出てきている。

2019年(平成31年)6月3日、日本法人であるゴディバジャパン株式会社がユルドゥズからの株式譲渡により韓国系投資会社MBKパートナーズグループのVM Holdings株式会社に売却される。
同年8月1日、親会社であるVM Holdingsが(旧)ゴディバジャパンを吸収合併し、商号を(新)ゴディバジャパン株式会社に変更して事業を継続。

家に帰った時点で家人に結構食べられてしまった後でした…無念。

板チョコは苦いので人気がなかったのですが、むしろ酒飲みにはそちらの方がありがたかった。

このチョコは

ゴディバ発祥の地ブリュッセルにある美しい広場「グランプラス」の名を冠した宝石箱のような逸品。
上質なギフトボックスに、選りすぐりのチョコレートを贅沢に詰め合わせました。

各チョコの能書きも付いていますが、こまけぇことはいいんだよ!

実食

上層にある甘い系のチョコは個人的にはワインとは合わないように感じます。
むしろ下層にあるカカオ成分の多い板チョコの方が断然シャンパンには合います。
自分が酒飲みで甘いものを好んで食さないというのもあるかとは思いますが…
ワインのお供にするならばカカオ50%もいいですが最初からカカオ72%板チョコだけ購入する方がおススメです。

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