昭和なラーメンを食したくて近くのその名も昭和に訪問。
(私が訪問した時は)お姐様二人で切り盛りしている、正に昭和なテイストの古き良きラーメン屋ですが、ラーメンの中身は最新型でそんなことはありませんでした。
内観
カウンターにデカデカと「ランチタイムは前金制」と書いてあったので、しっかりお支払いし、無銭飲食の意思はないことと、張り紙見てることのアピールから始まる。
メニュー
塩ラーメンはやや苦手と言いつつ、ここ最近何度か食してるため、そろそろそんな甘えも言ってられないことが逆にプレッシャーに感じつつも、チョイスした昭和ラーメン800円のプライスについて考えていた。
余程でないとこの周辺の舌の肥えたサラリーマンは納得しないぞ…と。
昭和ラーメン800円
10分程度で着丼。
雨の日は卵がサービスなのを忘れてたらしく、着丼してから、忘れてたとごめんねされた。
可愛い。
ラーメンの見た目はとてもシンプル。
メンマ、麺はこだわっている感じはなく既成品。
特に言うことはないが、塩スープの味わいの深さに驚く。
昆布ベースに塩味だけでは何か足りないこの味の秘密を知りたかったが、私以外は辛味噌ラーメンを食してることからふとメニューの辛味噌ラーメンの欄を見ると、昆布の他に海老とホタテがはいってるそうな。
おそらく昭和ラーメンも海老とホタテが入っているのだろう。
食べていると…というより初めからインパクトのある肩ロースチャーシューは一つ一つ片面をしっかり焦がしているので、香ばしい匂いが麺とスープに絡んでくるほか、もやしもしっかり風味を出していて食べていて楽しい。
金色不如帰はじめ、蛤を入れてトレンドに乗る店がある中、昭和30年から続くこの店の自信と、美味しさを感じる味覚は世代をまたぐことを実感。
この味は間違いない。
麺とメンマさえ既成品じゃなかったらモンスター級。
そんなワキの甘さも昭和。
この店がおいしいと教えてくれた八丁堀、茅場町周辺のサラリーマンに感謝。