最近友人に美味しいお店に連れていかれてコーヒーが飲めるようになりました

コーヒー好きの友人から教えていただきました文献です
以前からコーヒーは体に良い派と悪い派で論争がありますが、まだまだ決着は着かないようです

カフェイン代謝における遺伝的変異によるコーヒー飲酒と死亡率の関連:英国バイオバンクの所見

北アメリカ、ヨーロッパ、アジアの前向きコホート(ある病気の原因や要因と疑われる状況にいる人といない人を追跡し、結果的にその病気になったかどうかを調査します)は、心血管疾患やいくつかの癌による死亡を含むコーヒー摂取と死亡との間に一貫した逆相関を示しています。
しかし、コーヒー、特にカフェイン代謝に影響を及ぼす共通の遺伝的多型を有する人々、および1日5カップ以上を飲む人々の間での懸念は残っています。

目的はコーヒー飲酒と遺伝的カフェイン代謝による死亡率との関連性を評価することです。

英国バイオバンクは、イギリス全土から約920万人の参加を要請した調査です。
2006年~2016年の間追跡調査し、英国バイオバンクの人口統計、ライフスタイルおよび遺伝データを調査しました。
我々はカフェイン代謝に影響を及ぼす多型の遺伝子の潜在的な効果を調べました。
ベースラインデータ登録に同意した502,641人のうち、妊娠しておらず、コーヒー摂取および喫煙状況に関するデータ約49万人を調査しました。

参加者の平均年齢は57歳(38~73歳)、54%27万人は女性であり、78%39万人がコーヒーを飲む人でした。
追跡調査の10年以上にわたって1万4千人が死亡し、コーヒーの飲用は、全原因死亡率と逆相関していました。

1日8杯以上飲む人は、追跡期間中に死亡するリスクが14%低く、1日6~7杯飲む人はリスクが16%低く、1日1杯以下の人では全死亡リスクの低下は6~8%でした。

また、コーヒーの摂取による寿命の延長効果は、カフェインレスコーヒーを含むレギュラーコーヒーやインスタントコーヒーでも同様に認められ、カフェイン分解の速度で多く飲める人と多く飲めない人との間で効果に差はみられませんでした。

原文
https://jamanetwork.com/journals/jamainternalmedicine/article-abstract/2686145

当然の様にもっと様々な面からも死亡率を見るべきだというコメントが多いですね。

コーヒー以外も10年の間に飲んで食べて運動もしたりしなかったりもあると思うのでコーヒー飲んだから寿命が長くなるというのはいささか乱暴な話ではありますが、ワインは健康にいいとか悪いとかと同じ与太話的な感じで読むのが良いでしょうかね。

結論:他人のいう事は関係ない!コーヒー美味しいと感じる奴が勝手に飲めばええねん!

といういつもの結論に。

私は飲みます。

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