安ウマワインを色々世に出しているオークリッジのブランドの一つ「into」(夢中になるの意)ですが、公式HPには存在せず、存在を消された悲しい状況ですが、ちゃんと海外でも販売している様子。
アメリカでも15ドルくらいのお値段なので、普通他のブランドと一緒に売っていそうなのですが…
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ワインデータ
ワイン名:Into Cabernet Sauvignon
生産地:USA > California
生産者:Oak Ridge Winery
品種:Cabernet Sauvignon (カベルネ・ソーヴィニヨン)
スタイル:Red Wine
ワイナリー
私たちは、家族、農業、そしてワイン造りの物語です。
アンジェロ・マッジオは、1906年にイタリアのジェノバ海岸から妻のルイーザと一緒にロダイに移住してきました。
1928年、彼らの最初の牧場の敷地に最初の苗木が植えられました。
これが、オークリッジ・ワイナリーという生産力の高いワイナリーに至るまでの、曲がりくねった長い道のりの基礎となりました。
アンジェロ、息子のロイ、そして孫のルディは、多世代にわたる農家として、積極的にブドウを栽培し、国内のワインメーカーに供給していました。
2002年にこの施設が売りに出されたとき、ロイの息子であるルディは、ブドウ栽培の長い歴史をさらに発展させて、自分たちの手で高品質のワインを造るチャンスだと考えました。
マッジオ家は、このワイナリーを、品質、スタイル、量など、成長し進化する市場の要求に応えることができる最先端のワイナリーに変えたのである。
ルディの3人の娘たちは、それぞれがワイン生産者であり、現在はオークリッジ・ワイナリーの運営を監督し、ホスピタリティ、ブランド構築、拡大に力を注いでいます。
多世代に渡って運営されている彼らのブドウ畑は、父親の畑と合わせて、ロダイ・アメリカン・ヴィティカルチュラル・エリア(AVA)全体で2,500エーカーにも及びます。
このワインは
インポーターしか情報無し。
テイスティング
濃い紫がかったルビー色。
この深い色合いは、ワインの力強さと濃厚さを視覚的に示しており、グラスに注がれた瞬間からその豊かさを感じさせます。
この色合いは、特にカベルネ・ソーヴィニヨンの特徴をよく表しており、見る者に強い印象を与えます。
最初に感じられるのは、ブラックベリージャムやバニラ、スパイスの香りです。
これらの香りが一体となって、非常にアメリカンなカベルネ・ソーヴィニヨンの特徴をよく表しています。
さらに、甘いチェリーやイチジク、ダークプラムの果実の香りが広がり、全体として非常にリッチで魅力的なアロマを形成しています。
このワインを口に含むと、まずしっかりとした果実味が広がります。
チェリーやブラックベリー、プラムの濃厚な果実の風味が最初に感じられ、続いてバニラやスパイスのニュアンスが口の中に広がります。
タンニンは非常にソフトで滑らか、酸味も中程度で、全体のバランスが非常に良く取れています。
ミディアムからフルボディのこのワインは、豊かな果実味と優れたミネラル感を持ち、後味もクリーンで爽やかです。
アルコール度数は中程度で、余韻は長く、口の中に心地よい果実の風味が残ります。
飲んだ日:2022-05-14
飲んだ場所:switch
価格:2,090円(USで14ユーロ前後)
インポーター:ワインインスタイル