ウーヴェン・ストーン(織られた石)に込められた意味は調べても分かりませんでした。

フレッシュなピノ・ノワール。

 

ワインデータ

ワイン名:Woven Stone Pinot Noir
生産地:New Zealand > North Island
生産者:Ohau Wines (オハウ・ワインズ)
品種:Pinot Noir (ピノ・ノワール)
スタイル:Red Wine

ワイナリー

オハウは半農半漁の集落で、多様な地形と風景の中に、生活に密着した物件と農場が混在しています。
オハウ川が何百年もかけて砂利を堆積させた石混じりの土壌は、高品質のブドウや受賞歴のあるワインを生み出すのに最適な場所です。
ブドウ畑の背景にはタラルア山脈が広がっており、この広大な山の原野はレクリエーションと自然保護のために指定されています。
ブドウ畑には、山脈から直接湧き出る地下水があり、ニュージーランドで最も純度の高い水を供給しています。

何世紀にもわたって、タンガタ・ウィトゥア(「土地の人々」を意味するマオリ語でマオリの人々の事)はこの地域で生活し、川岸に点在するカインガ(集落)で食物を育ててきました。
川と周辺のブッシュには野生動物が多く生息しており、モアを狩った痕跡も残っています。

場所オハウの集落は、クペの曾孫であるハウンイ・ア・ナナイアによって名付けられました。
伝説によると、ハウヌイは誘拐された妻ワイラカを連れ戻すために、西海岸のホロウェヌア、カーピティを経てワイララパまで旅をしました。
ハウンイは旅の途中で、ワンガヌイ、ワイカナエ、ホキオ、タウワレニカウなど、多くの川や湖、その他のランドマークに名前を付けました。
「ハウの」という意味のオハウもその一つです。

ヨーロッパ人が移住して以来、この土地の多くはブッシュを取り除き、農業に利用されています。
オハウ・ワインズは、この生まれたての地域にブドウを植えた初めてのワインメーカーです。

2006年、広大な農地を宅地化しようとしていた地元の人々が、オハウ川がもっと大きな氷河期の川であった頃に堆積した岩や川砂利を発見しました。
専門家によると、この河岸段丘の土壌は、マールボロの良質なブドウ畑の土壌に似ているとのこと。
また、この地域は、秋の重要な熟成期間中に霜が降りることが少ない、独特の微気候を持っています。
そこで、「家を減らして、ブドウの木を増やそう!」という提案がなされ、オハウ・ワインズが誕生しました。
2006年11月には、10ヘクタールのピノ・グリとピノ・ノワールの木を植えました。
以来、35haの畑をニュージーランド人が所有し、常駐のスタッフと地元で働く臨時スタッフで運営しています。

このワインは

開放的な農園で果実の露出度が高いため、十分に熟すことができます。
栽培期間が長く、夜も涼しいため、フレーバーの形成に理想的な条件が揃っています。

テイスティング

薄いルビー色。
角のある赤い果実の香り。
酸は程々。
フレッシュな苦みを感じる。
ニューワールドらしいピノ・ノワール。

飲んだ日:2018
価格:3,200円(公式HPで23NZドル)
インポーター:カミマル株式会社

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