普段買わないチリワインですが、うきうきワインの福袋で高級チリが入っていたので、コノスルの最高峰であるシレンシオと飲み比べてみることにしました。
個人的にはシレンシオの方が好きでしたが、陽気なワインが好きな方はこちらの方が好みかもしれません。
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ワインデータ
ワイン名:Sena
生産地:Chile > Aconcagua > Aconcagua Valley
生産者:Sena (Eduardo Chadwick & Robert Mondavi) (セーニャ (エデュアルド・チャドウィック&ロバート・モンダヴィ))
品種:Cabernet Sauvignon (カベルネ・ソーヴィニヨン), Carmenére (カルメネール)
スタイル:Red Wine
ワイナリー
セーニャは1995年に、チリの潜在能力の全てを示し、やがて世界の1級格付ワインの中に迎えられるワインを造るという夢を持ったエデュアルド・チャドウィックとロバート・モンダヴィのジョイント・ヴェンチャーとして創設されました。
ボルドー・スタイルをモデルに、ブドウ品種はカルメネールを加え、アコンカグア・ヴァレーでバイオダイナミック農法に従ってブドウ栽培を行うことで、チリらしい魂を持ったワインとなりました。
このワインは
冬の始まりの乾燥した気候は、穏やかな7月の訪れと共に終わりを告げました。
雨は冬の終盤まで続き、春の訪れは低い気温を伴いました。
11月の終わりに気温が上がり出すまでに、徐々に枝葉が伸びてブドウ樹の形が整い、次第に温暖な気候になったことで健全な開花と結実を迎えました。
夏の始めは平均気温よりわずかに高い気温が幸いし、通常通り1月第3週の間にヴェレゾンが始まりました。
開花が不均一だったためにヴェレゾンの期間が長くなったとはいえ、理想的な天候パターンを持つ完璧なアルト・マイポの夏が、長く着実なハングタイムを可能としました。
ブドウ生育期の始まりに涼しい時期があったことで収穫に16日の遅れが生じ、その結果、完璧に熟したブドウには純粋なフレーヴァーが維持されただけでなく、ヴィニェド・チャドウィックの最も重要な特徴であるバランスとフィネスが得られました。
非常に綿密に収穫時期を決定したことで、4月後半の2週間にあった大雨の前に全ての収穫を終えて、ブドウをセラーに運び込むことができました。
カベルネ・ソーヴィニヨン55% 、マルベック20% 、プティ・ヴェルド12%、カルメネール8% 、カベルネ・フラン5%
テイスティング
深いルビー色。
ボルドー・ブレンドにチリのアイコン品種とも言えるカルメネールが1割近く含まれている。
ボルドーとは明らかに違う赤い果実を想像させる陽気なイメージの香り。
味わいには果実の凝縮感が強く、これがチリで作れるのかと感嘆の声が出る。
タンニンはまだしっかりしているが、味わい自体を邪魔するものではない。
飲んだ日:2021-07-13
飲んだ場所:友人店
買った日:2020-12
買った場所:うきうきワインの玉手箱
価格:17,000円
インポーター:ジャパンインポートシステム