2003年までは「シャトー・ムートン」の名前で販売していましたが、某5大シャトーと似ている名前の為、2004年から大人の対応で「クロワ」(十字架)が付きました。

パーカーさん曰く飲み頃はヴィンテージから10年経ってからの方が良いそうです。

ワインデータ

ワイン名:Ch. Croix Mouton
生産地:France > Bordeaux
生産者:Ch. Croix Mouton (Jean Philippe Janoueix) (シャトー・クロワ・ムートン)
品種:Merlot (メルロ), Cabernet Franc (カベルネ・フラン), Petit Verdot (プティ・ヴェルド)
スタイル:Red Wine

ワイナリー

著名なコレツィエンヌ家出身であるジャネックスという名前は、1867年にジャン・ジャネックスがワイン事業に参入したときに初めてボルドー・ワインに関連付けられました。
4人の息子の1人であるジョセフは、事業開発を忠実に支援し、自分のワインエステートを所有することの利点をすぐに認識しました。

1930年に彼はサンテミリオンで分類されたグラン・クリュであるシャトー・オー・サルプを買収し、その後ポムロールにシャトー・ラ・クロワとクロワ・サン・ジョルジュを追加しました。
この時期に彼自身の商業部門を設立し、強い意志と大きな心を持った行動力のある女性であるマリー・アントワネット・エストレードと結婚しました。
彼女の息子、ジャン・フランソワは、ジャン・フィリップ・ジャネックスの父です。

彼は1963年にサン・テミリオンのシャトー・ヴューサルプ・グラン・クリュ、1970年にシャトー・オー・バデット・グラン・クリュ・サン・テミリオン、1978年にシャトー・ル・カステロ・グラン・クリュ・サン・テミリオン、そして1981年にポムロールのシャトー・ラ・クロワ・トゥリフォーを買収しました。

1994年は、ラランド・ド・ポムロールの1.7haの小さな地域にシャトー・ド・シャンブランが創設され、若い農民としてのジャン・フィリップ・ジャネックスの始まりでした。
シャンブランはアペラシオンの品質の基準となり、注目を集めました。
これは、長い一連の成功の最初のものでした。
これらの成功は多くの新しい機会を開き、このようにしてジャン・フィリップはポムロール、サン・テミリオン・グラン・クリュ、サン・テミリオン、ボルドー・シュペリオールのアペラシオンで素晴らしいワインのポートフォリオを築き上げました。
いずれの場合も、テロワールとブドウの木を細心の注意を払って厳選したおかげです。

このワインは

早く楽しめる事を目的とした、まだ若いうちから優れたワインを生産しています。
メルロを完璧に駆使して、フルボディで風味豊かで、飲みやすいが、フィネスとフレッシュな赤い果実の見事なディスプレイが味わいにあります。
最初のヴィンテージのリリース後、シャトー・クロワ・ムートンはボルドーワインの専門家からすぐにコスト・パフォーマンスに優れていると認められました。
ラベルの「M」は特別です。
ヴィンテージの個性を反映して、毎年形や色が変わります。

テイスティング

若過ぎてすべてが閉じている状態。
リリースしてから10年近くは飲むものではない。
飲むならばデキャンタージュして数時間置いてからが良いと思います。
お値段こなれているので、今のうちに購入して長期熟成を狙うのもいいかもしれません。

飲んだ日:2014-06-10
飲んだ場所:エノテカ
価格:3,000円
インポーター:エノテカ

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