元々ドメーヌ名「プス」・ドールで売り出そうと申請を出したところ1967年フランス政府はドメーヌがひとつの畑のワインしか作っていない場合以外、ブドウ畑の名称をドメーヌ固有のものとして使用することはできないと決定した為、「ブス」・ドールにしたというワイン。
フランスは法律に縛られ過ぎですよね…それで多大なメリットもあると思いますが。
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ワインデータ
ワイン名:Volnay 1er Cru Clos de la Bousse d’Or Monopole
生産地:France > Bourgogne > Côte de Beaune > Volnay
生産者:Dom. de la Pousse d’Or (ドメーヌ・ド・ラ・プス・ドール)
品種:Pinot Noir (ピノ・ノワール)
スタイル:Red Wine
ワイナリー
プス・ドールはヴォルネイの多くの地所を支配しています。
また、「ドメーヌ」ではなく、常に「プス・ドール」と呼ばれているようですが、この場所は特別な場所のようです。
プス・ドールからのアルプスへの眺望は素晴らしく格別です。
もちろんプス・ドールにはかなりの歴史の重みがあります。
一時期セラーの一部はシチリア人が担当していましたが、1800年代後半、プス・ドールはデラプランシュ・ガルニエが所有し、ヴォルネイ・エ・クロ・ドゥディナック城と名付けられました。
その家は彼の娘に任されましたが、家は使われていませんでした。
今日のドメーヌ・ド・ラ・プス・ドールは、実際には1964年に生まれましたが、家はありませんでした。
デラプランシュ・ガルニエの家は、同じ年の後半にオークションで購入された後、人が住むようになりました。
パトリック・ランダンジェは、ジェラール・ポテルの死後、1997年にプス・ドールを購入しました。
ランダンジェはすでにポテルと連絡を取り合っていましたが、ドメーヌが売りに出されるとすぐに、彼は製造業から得たお金を使い購入しました。
新しいセラーの建設はすぐに始まりました。
今ではトンネルが建物を相互接続し、ポンプではなく丘の中腹に設置されたそうちにより、重力によって機能します。
彼が入居してから数年で、多くの建造物が建てられ、シトー会のセラーが拡張されました。
当然のことながら、彼がヴォルネイに引っ越したのはもちろん建設だけではありませんでした。
サントネイ プルミエ・クリュ レ・グラヴィエールを購入、コルトンのブドウの木はメゾン・ジャブレ=ヴェルシェールから購入されました。
2004年チャートロン家からピュリニー・クロ・ル・カイユレの連続購入、2008年モワネ・フデロットが所有するシャンボールからの多数のブドウ、そして今のところ2009年レミー家のクロ・ド・ラ・ロッシュ購入後にこれ以上の拡張はしていません。
今日、ワイナリーに行くと2匹の犬、2匹の猫、または2匹のオウムのいずれかから順番に迎えられることがあります。
ただし、6匹のうち噛んでくるのは1匹のオウムだけです。
このワインは
この壁に囲まれたモノポールのブドウ畑は、ヴォルネー市庁舎の隣にあります。
1958年にはブドウの木の4分の1が植えられ、残りは1960年代後半と1970年代です。
完全手摘み。
温度制御されたタンク内の土着酵母で除梗および発酵。
15か月間フレンチバリック(新樽30%)で熟成。
清澄されておらず、ろ過されていません。
テイスティング
40年以上(当時)経っていますが、香りは素晴らしくピノのパワーを感じます。
だしの香りと味といいますが…そう言われるとそうですね。
酸がかなり丸くなっているので飲みやすい。
色はやはり退色しておりますが、それがまた年代を感じさせます。
高級鉄板焼きと高級ピノ…いい組み合わせでした。
飲んだ日:2011-04-24
買った日:2011-04
買った場所:ワッシーズ
飲んだ場所:オクソン
価格:45,000円(当時)