飲んだワイン ブロカール・ピエール/ワイルド・ワイルド・イースト2015 7点

最終更新日

久しぶりに飲んだ、シャンパーニュ地方のスティルワインであるコトーシャンプノワ。

ワイン名は「Sunny Jain」の「Wild Wild East」からだろうか。

 

ワインデータ

ワイン名:Wild Wild Yeast Coteaux Champenois Pinot Noir
生産地:France > Champagne
生産者:Brocard Pierre
品種:Pinot Noir (ピノ・ノワール)
スタイル:Red Wine

ワイナリー

この素晴らしい物語は、1932年に自らのシャンパーニュ造りを始めた曾祖父ジョルジュ・ブロカールから始まりました。
その後、エミール・ブロカール、アンリ・ブロカール、そしてピエール・ブロカールへと受け継がれ、現在の当主ティボー・ブロカールへと続いています。
ティボーは、父ピエールの的確な助言を受けながらドメーヌを引き継ぎ、2012年以降、確固たる信念に基づいた栽培を実践しています。
それは単なる責任ある栽培ではなく、持続可能で未来志向のヴィティカルチャーです。
地球、そして次世代の子どもたちの未来を見据えたアプローチであり、いかなる認証や憲章にも依存せず、深い思索と最大限の敬意をもって意思決定を行っています。
ティボー・ブロカールは、こうした姿勢によって、可能な限り純粋なシャンパーニュを造り上げています。

ティボー・ブロカールの言葉
「私のブドウ畑とワイン造りの考え方はとてもシンプルです。単一区画・単一品種によるミレジムを重視し、長期の澱熟成を行うことで酵母の自己分解を促し、私がとても好むブリオッシュのアロマを引き出します。私の中にはブラン・ド・ノワールへの強い情熱があります。ブラン・ド・ブランも造りますが、ピノ・ノワールはその複雑性ゆえに、特別な魅力を持つ品種です。私は木樽よりもステンレスタンクを好みます。それは畑の表現を損なわず、ありのままに伝えるためです。有機認証は取得していませんが、実践内容は慣行農法よりも有機農法に非常に近いものです。また、ビオディナミの考え方の一部も取り入れており、有益で理にかなっていると感じています。今日、私はテロワールに責任を持つヴィニュロンであると考えています。畑では、合成化学物質による防腐剤やうどんこ病防除剤は一切使用せず、ベト病対策も極めて慎重に行い、銅の使用量も最小限に抑えています。グリホサートは20年以上前から完全に排除しています。私にとって、畑を理解し、世話をすることこそが、ワインメーカーとしての仕事の中で最も重要な部分なのです。」

シャンパーニュ・ピエール・ブロカールの哲学
シャンパーニュ・ピエール・ブロカールのワイン造りは、伝統と現代技術の融合によって成り立ち、ガストロノミーに寄り添うワインを目指しています。
それは、ドメーヌとテロワール――コート・デ・バールの個性を映し出すものです。
地下に広がるキンメリジャン期の粘土石灰質土壌は、ピノ・ノワールに長命さと個性を
ピノ・ブランとシャルドネにミネラル感と生き生きとした酸をもたらします。
ティボーにとって、質の高いワインを造るとは、必要な工程を丁寧に踏みながらも、過剰な添加物でテロワールの表現を覆い隠さないことです。

プレスには、色素の過剰抽出を防ぐため、伝統的なコカール式プレス機を使用し、ゆっくりと均一に圧搾します。
醸造はすべてステンレスタンクで行い、テロワールの純粋な反映を追求。
さらに、窒素下で作業することで、亜硫酸の使用を最小限に抑えています。
その結果として生まれるのは、自由で、旨みがあり、ピュアなシャンパーニュです。

このワインは

テロワール
ポルトランディアン期の硬質石灰岩
エクソジラ貝化石を含むルマシェル
キンメリジャン期の泥灰土
褐色粘土

区画
ラ・マルティネ

圧搾
ブッシャー社製 空気圧プレス
600kg

品種構成
ピノ・ノワール 100%

マセラシオン
コンクリートタンクにて7日間
除梗50%/全房50%
1日1回のルモンタージュ
ピジャージュなし

熟成
アルコール発酵
マロラクティック発酵
300L樽にて熟成

フードペアリング
食事の始まりに最適。
その清涼感がアルデンヌ地方のブーダン・ブランと見事に調和する。

テイスティング

外観はやや濁りのある淡いルビー色。
香りは個性的で野性味があり、第一印象に梅しそや赤紫蘇のニュアンス。
続いてクランベリー、サワーチェリー、赤いプラムなどの酸味を伴う赤系果実が前面に出る。
獣香、揮発酸由来の刺激、コンクリートやミネラルを思わせる要素も感じられ、ローズマリーやクローブ、シナモンといったスパイスが複雑さを加えている。
味わいはミディアムボディ。
果実味は赤系中心で、チェリーの種のようなビターさやクランベリー由来の苦味が印象的。
タンニンは中程度で、素朴かつラフな質感。
酸は強い。
余韻は比較的長く、赤果実、ビターさ、動物的ニュアンスが残る。

飲んだ日:2025-12-28
飲んだ場所:switch
買った日:2025-11-26
買った場所:オークション
価格:8,250円
インポーター:ケアユー

wineninja

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