飲んだワイン ドメーヌQ/ルージュQ2022 7点

最終更新日

昨年も同じ場所で飲んだワイン

日本では珍しくピノ・ノワールを栽培しています。
マスカットベーリーAとピノ・ノワールの悪魔合体。

 

ワインデータ

ワイン名:ルージュQ
生産地:Japan > Yamanashi
生産者:ドメーヌ・久 (Dom. Q) (株式会社甲府ワインポート)
品種:Muscat Bailey A (マスカット・ベーリーA), Pinot Noir (ピノ・ノワール)
スタイル:Red Wine

ワイナリー

『ドメーヌ・久』は、おそらく日本でいちばん小さい醸造所です。
“ドメーヌ”と名のる理由は、フランス・ブルゴーニュ地方のワイナリーがドメーヌと名のるのと同様、ピノ・ノワールを栽培しているからです。
『ドメーヌ・久』のピノ・ノワール畑は、国内最大級の栽培本数を誇り、自然肥料を使用して大切に育てています。

このワインは

ベリーA、ピノ・ノワールのアッサンブラージュ。
華やかな香りのミディアムボディ。

テイスティング

鮮やかなルビー色が目に飛び込んできます。
まずはマスカット・ベーリーAならではの甘やかなイチゴやチェリー、アセロラ、野イチゴといった赤系果実のアロマがふんわりと広がります。そ
こにピノ・ノワールを想起させるようなカシスや深みのあるブラックベリーの香りが加わり、奥行きのあるアロマに包まれます。
時間の経過とともに、スミレや赤い花のような華やかなフローラルノートが顔を出し、香りにふくらみと優美さをもたらします。
さらにほんのりとバニラやトースト、繊細な樽香も感じられ、全体の香りに厚みを加えています。
口に含むと、柔らかな口当たりとともに、フレッシュな赤い果実の風味が広がります。
酸味は穏やかでありながらも芯が通っており、果実味と美しく調和しています。
特にストロベリーやチェリーのニュアンスが印象的で、果実そのものを思わせるようなジューシーさが口中を満たします。
タンニンは非常に滑らかで、まろやかな舌触り。
ミディアムボディでありながらも、味わいに余裕があり、余韻には軽やかな酸とともに再びイチゴやカシスのような果実のアロマがふんわりと戻ってきます。

飲んだ日:2024-05-26
飲んだ場所:蔵出しワインバー
価格:2,700円

wineninja

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