飲んだワイン カンティーナ・チェーチ/マナマN.V. 7点

最終更新日

白金高輪にあった会員制のワインバーで出していたオリジナルワインの様です。

一緒に飲んだ方々は、1/10の値段だったら甘過ぎず美味しいと思うけど…との事でした。
ボトルと塗装代がとても高そう。

 

ワインデータ

ワイン名:MVNVMV
生産地: Italy > Emilia Romagna
生産者:Cantine Ceci (カンティーナ・チェーチ)
品種:Lambrusco Maestri (ランブルスコ・マエストリ)
スタイル:Sparkling Wine(Red)

ワイナリー

1938年、私たちの祖父オテッロ・チェーチは、パルマ郊外、ポー川下流のバッサ・パルメンセで、地域でも最も有名なトラットリア(大衆食堂)の一つを営んでいました。
そこでは、パルマ地方の伝統的な料理を楽しむお客様に、地元の生産者から選び抜いた最高のブドウで造ったオテッロ自家製のランブルスコが提供されていました。

1960年代オテッロの息子、ブルーノとジョヴァンニは、このランブルスコに大きな可能性があると直感し、60年代の活気の中で、トラットリアをワイナリーへと変貌させました。
現在その孫たちであるアレッサンドロ、マリア・テレーザ、マリア・パオラ、エリーザ、キアーラが、オテッロの精神を受け継ぎつつも、世界中にワインを輸出する国際的な家族経営の会社として成長させ、ランブルスコの新たな評価基準を築いています。

1938年パルマのバッサ地方でトラットリアを営むオテッロは、料理と共に地元の伝統的なワインであるランブルスコを提供。間もなく、ワイン造りに専念することを決意し、「カンティーネ・チェーチ」を設立。
1960年オテッロの息子たちが事業を拡大・強化。60年代から20年間にわたり、より明確なブランドアイデンティティを確立。
1992年、伝統的なランブルスコ「テッレ・ヴェルディアーネ」が誕生。土地と文化を象徴し、革新的なパッケージデザインにより世界的に認知される。
1996年アレッサンドロ、マリア・パオラ、エリーザ、キアーラ、マリア・テレーザがファミリービジネスを継承。より広範で組織的な展開を開始。
2003年ランブルスコ・ネロ「オテッロ・チェーチ」が誕生。ブラックベリーとスミレの芳香が特徴。金色のプレミアム仕様で、エミリア地方の本質と革命を表現。
2012年ランブルスコがスパークリングワインに進化。氷とともに楽しむ現代的で洗練された新しいスタイルのアペリティフとして登場。
2017年、創業80周年に際し、ブルーノ・チェーチが1960年代に記録していたワイン醸造日誌をもとに、当時の味わいを新たな姿で再現。
2018年、創業80周年記念。10人のイラストレーターが8つの年代をアートで表現。限定ラベルとして「Otello Ceci NerodiLambrusco」の特別ボトルを制作。
2020年、革新と実験を続ける現代的なワイナリーとして「Ceci1938」ブランドが誕生。人・記憶・地域のルーツを大切にしながら進化を遂げる。
2024年サステナビリティ・プロジェクト「For The Future」始動。品質への情熱と責任ある生産を両立させる、カンティーネ・チェーチの新しい取り組み。

このワインは

Manama Holdings Limited(本社:イギリス、ロンドン)は、約8年の歳月をかけて完成させた新ジャンルのパフュームワイン「MVNVMV(マナマ)」を5月12日より一般販売の開始をし、公式サイトよりご注文が可能になります。
同時に今回の商品をイメージしたオリジナル楽曲「MVNVMV(マナマ)」の楽曲とPV配信をスタートしました。
「MVNVMV(マナマ)」は、Manama Holdings Limited代表の葛西真生(32)が約8年の歳月を費やし情熱を込めてこの世に誕生させた、ビジュアルから深いテイストまでその全てが規格外の、まるでパフュームボトルも連想させる新しい微発泡赤ワインです。

グラスに注がれた瞬間から魅了されるルビーのような真紅の美しいビジュアルに上品に融合された泡具合は、まるで”美”発泡赤ワインとも表現できる新ジャンルのパフュームワイン。
通常の発泡性赤ワインはランブルスコ含め世界に多くの種類がありますが、コクが無い、酸味がある、甘すぎるといったものしか存在していませんでした。
その概念を覆す「MVNVMV(マナマ)」は、雑味のない圧倒的なバランスを誇り、ワイン業界の宝石として革命を起こします。
この真紅のルビー色を表現するために葡萄の果皮から色素をゆっくりと十分に抽出し、香水のような香りを演出するためにアルコール発酵後にアロマティック発酵させました。
葡萄は全て手積みで収穫され、丁寧に除梗破砕して葡萄の実を果皮と種子ごと発酵槽に入れて作られています。

発泡性ワインでは通常ボトルに角があると気圧に耐えられないと言われていますが、この美しい香水のようなフォルムにこだわり、スパークリングワインやシャンパンでは世界初の四角いボトルを開発しました。
世界の土台で輝きたいという思いが込められたゴールドグラデーションを透明なボトルの上部に向かってハンドスプレーで施し、ボトル下部のクリア部分からは「MVNVMV(マナマ)」の真紅カラーがのぞく、ビジュアルから圧倒的な存在感を感じられるプレミアムな商品です。
そして中身が全て注がれた後にはクリアとゴールドの色合いのみが残り、この挑戦を始めた原点を表しています。
「MVNVMV(マナマ)」の由来は代表である葛西真生の名前ですが、ロゴである「MVNVMV」の「A」は一緒に大きく上に羽ばたいて欲しいという願いで、ワインの概念を覆すという意味合いを込めて逆さまの「V」で表現されています。

多くのスパークリングワインやシャンパンは一晩以上寝かせないと泡立ちが悪くなりますが、「MVNVMV(マナマ)」は30分前に氷水で冷やせば品質を落とすことなく決め細かい泡を味わえます。
酸味が少なく、人間の気圧に合わせてわざと通常のシャンパーニュより気圧を下げた微発泡ワインなので胃が疲れずに飲み続けられ、赤ワインには珍しく魚介料理にも抜群に相性が良い商品です。
食前、食中、食後のどのタイミングでもお楽しみいただけることが特徴で、ワインの概念を変えたい方、ワイン、シャンパンが苦手だった方にもきっと喜んでいただける商品です。

テイスティング

光沢のある美しいルビーレッドの色調です。
やや明るめながらも深みのある赤が、グラス越しの光を柔らかく透かし、泡立ちは細やかで安定感があります。
繊細な泡が持続的に立ち上がり、グラスの中で生き生きとした表情を見せてくれます。
香りは華やかさと落ち着きのバランスが絶妙で、まず広がるのはスミレを思わせるフローラルな香り。
それに続いて、ブルーベリーやカシスといった黒系果実の香りが優雅に広がり、チャーミングで親しみやすい印象を与えます。
ベリーのジャムのような甘美さに加えて、赤い果実のピュアなニュアンスがしっかりと感じられます。
味わいは非常にフレッシュ。
口に含んだ瞬間に、新鮮な果実の旨みがジューシーに広がり、優しい泡の刺激が口中を心地よく包み込みます。
酸は生き生きとしており、全体の味わいを引き締め、飲み進めるたびに食欲をそそるような躍動感を与えています。
タンニンは軽やかでしなやか。
決して主張しすぎることなく、果実味とバランスよく調和しています。
微発泡というスタイルも手伝って、爽快感のあるフィニッシュが長く続き、飲み心地の良さが際立ちます。

甘過ぎず美味しいとは思いつつも元々のお値段が…

飲んだ日:2025-06-21
飲んだ場所:switch
買った日:2025-05-23
買った場所:オークション
価格:31,500円
インポーター:葛西真生

wineninja

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