飲んだワイン シャトレーゼベルフォーレワイナリー/ワイン・セラー ナンバー16N.V. 7点

最終更新日

山梨県が誇るデザートの名店シャトレーゼが力を入れているワイナリー。

天恵の雫は、日本の山野に自生する「行者の水」とメルロ種を交配した黒ブドウだそうです。

 

ワインデータ

ワイン名:Wine Cellar No.16
生産地:Japan > Yamanashi
生産者:株式会社シャトレーゼ
品種:Syrah (シラー), Tenkei no Shizuku (天恵の雫)
スタイル:Red Wine

ワイナリー

1985年(昭和60年)に雪印乳業(現在は雪印メグミルク)が国産ワインの製造拠点として北巨摩郡双葉町(現在は甲斐市)に雪印ベルフォーレとしてオープン。
雪印ブランドのワインを製造していたほか、見学施設を設け試飲・試食もできるようにしていた。

一方、菓子製造販売会社のシャトレーゼも2000年(平成12年)にワイン事業に進出し、創業地でもある東山梨郡勝沼町(現在は甲州市)の旧本社を改築し、勝沼ワイナリーとしてオープン。
シャトレーゼの直営店向けにワインの製造を行うようになる。
この頃雪印では雪印集団食中毒事件や雪印牛肉偽装事件など不祥事が相次ぎ、2002年11月に雪印乳業はシャトレーゼに全株式を売却。
勝沼ワイナリーと統合しシャトレーゼベルフォーレワイナリーに商号変更した。

2010年(平成22年)にシャトレーゼが持株会社化し、シャトレーゼホールディングスの傘下に入った。

Wikiより

このワインは

甲斐市自社農場のシラー種と北杜市自社農場の天恵の雫種を程よくブレンドしたミディアムボディの赤ワイン。
ワインセラーシリーズの16番目の商品です。

テイスティング

深く濃いルビー色が広がり、しっかりとした存在感を感じさせます。
光を当てると、中心部分はガーネットのような輝きを帯び、グラスの縁にかけては透明感のあるクリムゾンレッドが見られます。
粘性は中程度からやや高めで、しっかりとしたボディを予感させます。
香りは奥行きがあり、洗練された複雑味を持ちます。
ブラックチェリーやカシスのような豊かな黒系果実のアロマに、ほのかに熟したラズベリーや赤スグリのニュアンスが重なります。
さらに、スパイスやほのかなクローブ、ブラックペッパーの香りが奥行きを与えています。
わずかに感じられる土やミネラルのニュアンスが、このワインのエレガントさと自然な造りを際立たせています。
口に含むと、まず果実の凝縮感が広がります。
ブラックベリーやダークチェリーの豊かなフレーバーが口いっぱいに広がり、程よい酸が全体を引き締めています。
タンニンはきめ細やかで、口当たりは非常に滑らか。
重すぎず、適度なボディ感があり、洗練された印象を与えます。
ドライなスタイルでありながら、果実味がしっかりと感じられ、複雑味も兼ね備えています。

飲んだ日:2024-11-01
飲んだ場所:オアシス
価格:1,815円

wineninja

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