飲んだワイン セリエ・デ・ウルシュリーヌ/シャルル・ノエラ サントネイ プルミエ・クリュ パスタン ブラン2011 6点

最終更新日

以前赤を飲んだ所、非常に美味しかったので期待しながら開けてみましたが、ピークは過ぎてしまっていました。

ウメムラの福袋に入っていたので、ちょっと期待はしていたのですが残念。

 

ワインデータ

ワイン名:Charles Noëllat Santenay 1er Cru Passetemps Blanc
生産地:France > Bourgogne > Côte de Beaune > Santenay
生産者:Cellier des Ursulines (セリエ・デ・ウルシュリーヌ)
品種:Chardonnay (シャルドネ)
スタイル:White Wine

ワイナリー

シャルル・ノエラは、19世紀初頭にブルゴーニュで設立されたワイン生産者の大家族の出身で、彼のドメーヌの名前に関連する主人ともいえる人物です。
彼は、1978年にアランと結婚したオディールの祖父であり、ロマネ・コンティのすぐ下に位置するロマネ・サン・ヴィヴァンの区画を最初に栽培した一人です。
シャルル・ノエラのドメーヌは、10haの壮大なドメーヌで、ブルゴーニュの最も美しいアペラシオンのアンソロジーとなっています。
卓越したヴォーヌ・ロマネの土壌からなるテロワールを持つこのドメーヌは非常に人気が高く、1988年に当時名門ドメーヌ・ドゥ・ラ・ロマネ・コンティの共同経営者であったラルー・ビゼ=ルロワがその半分を取得したほどです。
今日、シャルル・ノエラのワインは、ルロワ家の正当な財産となっており、ごく限られた面積で生産され、ブルゴーニュの希少なワインの伝説の一部となっています。
味覚的には、非常に繊細で、熟成のための並外れた複雑さを持っています。

このワインは

レ・パスタンは、ブルゴーニュのコート・ド・ボーヌ地方にある12のサントネー・プルミエ・クリュの畑のひとつです。
この地で栽培された果実からは、ピノとシャルドネのワインが造られ、サントネー村のすぐ東に位置しています。
ここは細かい道路と建物で分けられた2つのブロックがあります。
最西端のブロックは、小さな三角形のブドウ畑で、2面が家や家庭菜園に隣接しています。
ここのすべてのプルミエ・クリュと同様に、レ・パスタンはコート・ドールの南端にある南向きの斜面に位置しています。

テイスティング

ややオレンジがかった美しいアンバー色が広がります。
光にかざすと、琥珀色の輝きが印象的で、長期熟成による色の変化を物語っています。
ゆっくりとグラスを回すと、滑らかにワインの涙(レッグ)が現れ、しっかりとした質感を感じさせます。
香りは非常に複雑で、時間とともに次々と表情を変えます。
まず感じられるのは、ブランデーの様な香りの後に熟したドライアプリコットや完熟した柑橘類のニュアンス。
そこに、ほのかに甘みを伴うスパイス、ジンジャーやシナモンのような温かみのあるアクセントが加わります。
さらに、熟成による独特の風味が現れ、奥行きのある香りの中には、微かにビネガーのような爽やかな酸のニュアンスも漂い、全体の香りのバランスを引き締めています。
どこか熟成シェリーを思わせる複雑さを持ち、深みのある香りの層が楽しめる仕上がりです。
口に含むと、まず穏やかで柔らかな酸味が広がり、心地よい印象を与えます。
果実味は控えめながらも、熟成による旨味がしっかりと感じられ、ドライアプリコットやオレンジピールのような風味が口の中に広がります。
ワインのテクスチャーは滑らかで、ほどよいボディを持ち、余韻は長く続きます。

飲んだ日:2025-03-27
飲んだ場所:Switch
買った日:2022-12-04
買った場所:ウメムラ
価格:5,060円
インポーター:ジャパンインポートシステム

wineninja

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