飲んだワイン ペイザナ農事組合法人 中原ワイナリー/日向(ひなた)2022 6点

山梨県の日向で作られたブドウを使用。
自然派感があり、好きな人は好きでしょう。
私は苦手でした。
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ワインデータ
ワイン名:HINATA
生産地:Japan > Yamanashi
生産者:ペイザナ農事組合法人 中原ワイナリー
品種:Syrah (シラー), Mourvèdre (ムールヴェードル)
スタイル:Red Wine
ワイナリー
山梨市・甲州市・笛吹市・甲府市・北杜市を拠点に、農地を継承・活用し、農業従事者の雇用や育成を促進することを目的に活動するペイザナ農事組合法人よって設立された共同醸造所。
2022年現在、こちらのワイナリーで醸造を行っているドメーヌは、小山田幸紀氏による『ドメーヌ・オヤマダ』、松岡数人氏による『ドメーヌ・ポンコツ』、吉田裕一氏による『パパプル』の3つです。
このワインは
産地:山梨県・山梨市・江曽原・日向
テイスティング
紫がかったルビー色が広がり、しっかりとした深みのある色合いが印象的です。
縁にはわずかに明るいトーンが見られ、熟成のポテンシャルを感じさせます。
粘性はやや強めで、中太のワインレッグがグラスの内側をゆっくりと流れ、豊かな質感を予感させます。
グラスを軽く回すと、還元香の後にチェリーやベリー系の果実の香りが鮮やかに立ち上がり、バラの優雅なフローラルノートが重なります。
土や芝生のような大地のニュアンスが奥行きを与え、スーボワ(森の下草)や鉄のニュアンスが繊細な複雑さを添えています。
甘草の香りが穏やかに広がり、スパイスのアクセントとともに、心地よいバニラの甘やかな余韻が感じられます。
全体的に生き生きとした印象で、ワインの個性が鮮明に表れています。
アタックはスムースでしなやか、舌の上を優しく滑るような口当たりが特徴的です。
果実味はしっかりとありながらも軽やかで、梅やシソを思わせる日本的なニュアンスが感じられ、和食との相性の良さを思わせます。
タンニンは非常にきめ細かく、口の中で心地よく広がりながらも主張しすぎず、バランスの取れた味わいを構成しています。
生き生きとした酸味が全体を引き締め、長い余韻へとつながります。
ピーマンのような爽やかなグリーンノートが感じられる一方で、スパイスとバニラの調和が取れた風味が最後まで持続し、奥行きのあるエレガントな味わいへと仕上がっています。
飲んだ日:2024-12-14
飲んだ場所:オアシス
価格:2,300円