初めて飲んだワイナリー。
イタリアの黒ブドウ品種であるネッビオーロを使用した「白」ワイン。
たまにピノ・ノワールやメルロの白ワインもありますが、たまにはこういうワインも楽しむのは悪くない。
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ワインデータ
ワイン名:Bianco Nebbiolo
生産地:Japan > Nagano
生産者:Cantina Riezo (カンティーナ・リエゾー)
品種:Nebbiolo (ネッビオーロ)
スタイル:White Wine
ワイナリー
カンティーナ・リエゾーは信州・高山村のワイン農家です。
北アルプスと善光寺平を望むしだれ桜の里でブドウ畑と小さな醸造所を営んでいます。
かつて訪れたヨーロッパのワイン産地。
そこで見たブドウ畑の景色、街並み、ワイン、そこに暮らす人々、郷土料理・・・
それら全てに感銘を受け、この感動を日本でも!
これが私たちのプロジェクトの始まりです。
カンティーナ・リエゾーで信州・高山村のすばらしい景色とワイン、ゆったりとした時の流れをお楽しみください。
このワインは
ワイナリーでしか購入できないワイン??
テイスティング
ピンクがかった優しい色合いが特徴的で、薄いロゼを彷彿とさせる魅力的な色調を持っています。
黒葡萄のネッビオーロから由来するこの色は、透明感と同時に深みを持ち、グラスに注がれた瞬間から華やかな印象を与えてくれます。
次に香りですが、これは非常に多層的で心を惹きつけるものです。
まず最初に、柑橘の爽やかなアロマが鼻腔を包み込み、フレッシュな果実感が広がります。
洋梨、少しのチェーリーのような甘やかな香りに、ほのかなスパイスが混ざり、奥行きを感じさせます。
この香りの層は、果実の瑞々しさとスパイシーな要素が絶妙に調和しており、一口味わう前から期待を膨らませる魅力を持っています。
そして、味わいは香りの印象を裏切らず、豊かでありながらもバランスの取れたものです。
酸味は心地よく、まろやかでふくらみのある味わいが広がります。
日本ワインらしい酸が、シャープさを与えながらも、果実味との絶妙なバランスを保っています。
フルーティな味わいの中に、スパイスが加わり、深みのある飲み口を作り出しています。
酸味が際立ちながらも、程よい厚みを持つボディ感がこのワインを一層魅力的なものにしています。
最後に感じられる余韻は、スムーズでありながらも長く続き、酸と果実のハーモニーが口の中に心地よく残ります。
飲んだ日:2024-10-11
飲んだ場所:オアシス
価格:4,400円